【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

全国の大竹伸朗ファンの皆様、現代アートファンの皆様、西洋文学ファンの皆様、そしてラムフロム・ウォッチャーの皆様、おはこんばにちわ。今年はちょっと忙しくてアートの秋も読書の秋もあんまり楽しめていない中の中の人@LAMMFROMM、でも食欲の秋は満喫中!、でございます。

え〜さて、今週のオススメアートグッズはですね、いよいよ今週末の三連休で会期終了となります「横浜トリエンナーレ2014」にちなみまして、その横トリに参加している現代アーティストの一人である、大竹伸朗グッズ&OOPグッズをご紹介します。しかも今回はですね、ラムフロム ShinQs店の店長がヨコトリ会場で撮影して来た写真もまじえて、というかメインにご紹介致しちゃいますよ♪

それではご紹介してまいりまーす☆

横トリ2014へ行った後はラムフロムで大竹伸朗グッズをゲットしよう!

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

まずはですね、早速ですが、今回店長が撮影して来てくれました、こちらの大竹作品からお見せしちゃいます☆ 「横浜トリエンナーレ2014」で発表された、大竹伸朗の新作『網膜屋/記憶濾過小屋』です。何かトラックのような車を改造したようなこちらの作品は、みなとみらい線の馬車道駅、6番出口から徒歩約13分のところの海の側、というか海沿いにある新港ピアに展示されています。

今回の横トリのタイトルは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」ですが、この作品が一体どういったテーマのものであるかは、是非実際に行って確かめて頂きたいと思いますので、ここでは説明を控えたいと思います。決してわたくしが、「この作品について全く持って良く分かってない」、からじゃないですよ? ええ決して。

どうやら大竹さんが30年に渡って集めて来たあるものをベースにしているそうですが・・果たしてそれは一体?

 

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

こちらは先ほどの写真の反対側です。個人的には写真右上の方に飾ってある?エル○スっぽい衣装を着た人の写真が気になります・・(でもきっとこの作品の重要ポイントはそこじゃないですね。うん、絶対ね)

 

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

こちらは作品の後ろ側です。色を塗ったボードのようなものがたくさんぶら下がっているように見えますが、一体何がぶら下がっているのでしょうか?

 

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

さて、ここから本日のおすすめグッズでございます♪ 

まずはこちら。東京都現代美術館の企画展示室全フロアを使用して開催された大回顧展『大竹伸朗 全景 1955-2006(2006年10月~12月)』の公式カタログです。約2000点におよぶ全展示作品及び、展覧会会場の展示風景を撮影した写真や、大竹作品の年譜や出版本、更に作家自身によるエッセイ「見えない音/聴こえない絵」なども1,152ページに及ぶボリューム感溢れる展覧会図録なのですが、それに加えて自動演奏装置作品「ダブ平&ニューシャネル」の演奏を収めた2枚のCDも付いています。しかもですね、こちらなんと、大竹さんの直筆サイン入りです! これはもう間違いないく買いですよ。

横トリで初めて大竹さんを知ったという皆さん、以前から気になっているんだけどまだあまりよく知らないという皆さん、この一冊で100%大竹さんの全てが分かる!わけではありませんが、相当なところまで分かるのは間違いありません。全景展は本当にすごい展覧会で、わたくしも行ったのですが、大竹さんを殆ど知らなかった自分でさえ(え?)彼のものすごい作品量とその迫力に圧倒されました。なのでこのカタログを見た時は、あのものすごい量の作品をよくぞこの一冊に収録出来たものだと驚いたものです。

今年「芸術選奨文部科学大臣賞」の美術部門で受賞を果たした大竹さん。この図録を「大竹伸朗入門書」とするには、情報量多すぎてクラクラするかもしれませんが(笑)、大竹さんがいかにすごいアーティストであるかを実感体感するには、これほど最適な一冊はないと思います。ぜひラムフロムでゲットして下さい♪

 

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

大竹伸朗グッズ、もうひとつご紹介しましょう☆  こちらの Tシャツは、「2013年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」に参加した大竹さんがデザインした、その名も「ベネチア Tシャツ」です。Tシャツのフロントには「ベネチア」の文字が、バックには「ビエンナーレ」の文字がそれぞれプリントされています。本当は横トリにちなんで「トリエンナーレ(3年に一度の国際美術展のこと)」の文字が入った Tシャツをご紹介したかったのですが、なかったので、こちらのビエンナーレ( 2年に一度の国際美術展)のTシャツを選んでみました。すみません、単純で。

ちなみに今回は写真を載せてませんが、国際美術展つながりの大竹さんの Tシャツはもう 2つあります。ドイツのカッセルで 5年に一度開かれる国際美術展に、大竹さんが参加したのをきっかけに作られた、「ドクメンタ Tシャツ」と「カッセル Tシャツ」です。これら大竹さんのTシャツは、ユニークなフォント Tシャツとして楽しむのも良し。将来美術家になって国際美術展に参加することが目標の皆さんへプレゼントするも良し。はたまた、ベネチアやカッセル土産(のかわり)にするも良し。ラムフロムにお越しの際は、是非チェックしてみてくださいね♪

 こちらもおすすめ!OOPの 華氏451 Tシャツ

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

ShinQs店店長から、もう一枚横トリの作品写真が届きました♪ こちらは、アメリカ人小説家のレイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)によって1953年に発表された、書籍の所持や読書が禁じられた世界を描いたSF作品「華氏451度(Fahrenheit 451)」の本を鏡文字で“複製”し、山積みにして展示するという作品です。制作したのはスペインの女性コンセプチュアルアーティスト、ドラ・ガルシア(Dora GARCÍA)。おそらくですが、この作品、今回の横トリ 2014を最も象徴する作品かと思います。

で、何故ShinQs店店長がこちらの作品を撮影して来たかといいますと、ラムフロムでは現在、「本を着る」という発想をテーマにしたNY・ブルックリン発のユニークなデザインブランド「Out of Print(OOP)」の「華氏451度 Tシャツ」を販売しているからなんです。はい。

 

【今週のオススメグッズ】横トリ2014の後はラムフロムで大竹伸朗&OOPグッズをゲットしよう☆

こちらがそのOOPの「華氏451度 Tシャツ」です♪ ドラ・ガルシアの作品に使用されている本とはデザインが違っていますね。OOPのTシャツに使われているデザインは、イギリスの「Transworld Publishers」という出版社が1957年に出版した本の装丁デザインなんです。展覧会に行って作品を見た後、ラムフロムで OOPのTシャツをチェックして、どちらがより小説のイメージに近い装丁デザインか比べてみるのも面白いかと思いますよ☆

ちなみに、「華氏451度」の小説は、わたくしも読みましたが、とにかく深く考えさせられる小説です。これはあくまで個人的な感想ですが、「書籍の所持や読書が禁じられた世界」がどんなに怖く息苦しい世界かということ以上に、そもそもそんな世界を誰が作ったのか、またはそんな世界を受け入れたのは誰なのか?という、その根本部分に強く衝撃を受けたといいますか、激しく同意したといいますか、やっぱ選挙にはちゃんと行かなきゃな、と、そんな感想を持った小説でした。

なんのこっちゃと思った皆様、ディストピア小説がお好きな皆様、「華氏451度」を是非一度お読みになって見て下さい。本当に名作なのでおすすめです。そして、小説とともにおすすめの横トリ。横トリは今週末で終わりなので、小説を今から読んで行くのは時間的にちょっと無理かもですが、展覧会に行ってから読むというもありだと思います。今週末横トリへ行き、その思い出が忘却の海に溶け出す前に、「華氏451度」の小説を読み、それからラムフロムで「華氏451度 Tシャツ」と大竹伸朗グッズを買う。これぞ、芸術の秋と読書の秋、そしてファッションの秋をいっぺんに楽しめるという、ナイスな方法ですね♪ 是非今週末、実践して見て下さい☆

 

え〜ということで、以上、「今週のオススメグッズ」は大竹伸朗&OOPグッズのご紹介でした☆ 如何でしたでしょうか♪ 本日ご紹介しました商品は、ラムフロムの直営店及びオンラインストアからお買い求め頂けます。ということで、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております!