【現代美術家】鴻池朋子プロフィール/グッズ関連情報

【ラムフロムオリジナル】鴻池朋子 グッズ

現代美術作家 鴻池朋子(こうのいけともこ/Tomoko Konoike)のプロフィール&グッズ関連情報ページです。

【鴻池朋子について】

強烈なイメージで見るものを捉え、「物語る絵画」と称される作品を長年描き続けている現代アーティストの鴻池朋子は、東京芸術大学絵画科日本画卒業後、おもちゃや家具のデザイナー経験を経たその後に現代アート界に足を踏み入れたという、異色の経歴を持つ現代美術家です。

ソフトスカルプチャー制作からキャリアをスタートさせた鴻池朋子は、1999年から1年間渋谷Q-FRONTビルの巨大モニターで上映される映像用の鉛筆画のアニメーション作品を手がけて注目を集めます。2000年にはミズマアートギャラリーにて、初のペインティング作品を発表した展覧会『ひえびえと かがやかしく 目ざめる』を開催、2001年には鴻池朋子初の絵本『みみお(青幻舎)』を出版します。その他にも映像作品(アニメーション)のDVD化やキュレーションを手がけるなど、現在国内外で幅広く活躍している現代アーティストです。

【作品について】

鴻池朋子の作品には、スニーカーだけ履いた、太腿まで露わになった少女の脚や、狼、飛散する無数のナイフといった幾つか共通するモチーフが登場します。その意味ありげな事物の一瞬の強烈なイメージが綿密なまでの描写力と繊細なタッチで描かれている鴻池朋子の作品は「物語る絵画」と呼ばれ、多くのファンを魅了し続けています。

2008年から日本各地を巡回した展覧会『neoteny japan(ネオテニー・ジャパン)-高橋コレクション』では、鏡をモザイク状に用いた全長3メートルの巨大なオオカミのインスタレーションや、鉛筆画のアニメーション作品『mimio-Odyssey(ミミオ オデッセイ)』、巨大鉛筆絵画『Knifer Life(ナイファー ライフ)』を展示し、立体や平面、動画でもって、鴻池朋子ワールドを展開しました。続く2009年に東京オペラシティにて開催された鴻池朋子個展『インタートラベラー 神話と遊ぶ人』では、鴻池朋子の集大成ともいえる壮大な作品群が発表され、大きな反響を呼びました。

【ラムフロムオリジナル 鴻池朋子 グッズ】

ラムフロム・ザ・コンセプトストア(lammfromm The Concept Store)では、鴻池朋子とコラボーレションした鴻池朋子オリジナルグッズを制作しています。鴻池朋子作品の中に登場するモチーフを模ったオリジナルピンバッジは、ハチ、ミミオ、少女顔、六本足オオカミ、隠れマウンテンの計5種類。かわいい系から不思議系まで、どれも鴻池作品に登場する有名なモチーフを元にデザインされたビンズは、鴻池朋子ファンはもとよりアートグッズ好きのお客様にも気軽に楽しめるアートなアイテムとして、発売以来ご好評頂いている商品です。

【その他のグッズ】

※こちらの商品は完売しました

■主な経歴・受賞歴・展覧会歴

●経歴

  • 1960年:秋田県生まれ。
  • 1985年:東京芸術大学絵画科日本画卒業
  • 1996年:ソフトスカルプチャー制作を開始
  • 1997年:鉛筆画のアニメーション制作を手がける
  • 1999年:鉛筆アニメーションが渋谷Q-FRONTビルの巨大モニターで上映される
  • 2000年:ミズマアートギャラリーにて初のペインティング作品を発表
  • 2001年:絵本『みみお』(青幻舎)を出版

●受賞暦

  • 1996年:日本印刷産業会長賞受賞
  • 1988年:デザインオブザイヤー銀賞受賞
  • 1990年:デザインオブザイヤー受賞

●個展

  • 2009年:インタートラベラー 神話と遊ぶ人(東京オペラシティアートギャラリー/東京)
  • 2008年-2010年:ネオテニー・ジャパン(札幌、鹿児島、東京、新潟、秋田、鳥取)
  • 2006年:惑星はしばらく雪に覆われる(ミヅマアートギャラリー/東京)、第0章(有隣荘、児島虎次郎記念館/倉敷)、Fiction@Love(上海現代美術館/上海)
  • 2005年:みみおに不時着(ナディッフ/東京)、草原に不時着(ミヅマアートギャラリー/東京)
  • 2002年:外はすぐそこ(ミヅマアートギャラリー/東京)
  • 2001年:みみお絵本 原画展(青山ブックセンター/東京)、ギ・ガ(フジカワギャラリーネクスト/東京)、呼吸する何千ものラフたち(アクシスギャラリー/東京)
  • 2000年:ひえびえと かがやかしく 目ざめる(ミヅマアートギャラリー/東京)
  • 1998年:SOFT PROTOTYPE(リビングデザインギャラリー/東京)
  • 1997年:SOFT(アクシスギャラリー東京)

●グループ展

  • 2006年:Fiction@Love(上海現代美術館/上海)、ビデオフォルム(クレモンフェラン/フランス)、フォトエスパーニャ(サン・ロメイン美術館/スペイン-トレド)、スケアクロウ(アヴァロフ美術館(ギリシャ-メソヴォ)、Rapt! -20 contemporary artists from Japan-(CCP/オーストラリア-メルボルン)
  • 2005年:ただ私自身をどうしたらいいのかわからないだけ(マレッラ・アルテ・コンテポラネア/ミラノ)、MOTアニュアル2005:愛と孤独、そして笑い(東京都現代美術館/東京)、ストーリーテラーズ:アートが紡ぐ物語(森美術館/東京)、サイオニック・ディストーション(プラム・ブロッサムズ・ギャラリー/ニューヨーク)、Paradiso d’Amore – Neo Aesthetics of Animamic Age(杭州和平交際センター/中国/杭州、Millennium美術館/北京を巡回)、スケッチ イン モーション(スケッチギャラリー/ロンドン)、Spoltore Ensemble 2005, The Evening Traveling(ペスカーラ/イタリア)
  • 2004年:オチフィーナ・アジア(ボローニャ近代美術館/イタリア)
  • 2003年:六感の森(アクシスギャラリー/東京)、シティーネット・アジア・プロジェクト:都会的関係、継続すること(ソウル市立美術館)、地之緑展(杭州美術学院/中国)
  • 2002年:カゲキ・メトニミクス(ステファン・スタックス・ギャラリー/ニューヨーク)
  • 2001年:アート・コネクション(バンコク-タイ)
  • 1998年:ソル・レヴァー(ムディマ財団/ミラノ)、Morphe‘98(三重)