現代美術作家 宇治野宗輝(うじのむねてる/Muneteru Ujino)のプロフィール&グッズ関連情報ページです。
目次
【宇治野宗輝について】
タンスやこたつ、ジューサーミキサーといった、誰もが使う日用品の中古品をジョイントさせて制作した作品「サウンド・スカルプチャー」を使って音楽を奏でるというパフォーマンスで人気を博している現代アーティストの宇治野宗輝(うじのむねてる)。進学した東京藝術大学では、今の彼の作品からはなかなか想像しがたい、伝統繊維学を専攻していたそうです(ベーシストとしてバンド活動はしていました)。そして卒業後も、暫くは今のようは作品は制作していなかったという宇治野は、ある時訪れた友人のスタジオで、たまたま見かけた電気ドリルの音が気に入り、その頃から始めたベーシストとしてのバンド活動を通して、音楽やノイズに注目し始めます。
1993年頃からかの有名なオリジナル楽器『LOVA ARM』を開発し始めると、97年にはアート・ロック・デュオ「ゴージャラス」を松蔭浩之結成し、現在も活動中です。
また2004年に発表した、突起の付いたレコード盤を針のないターンテーブルに載せ、スイッチの先には様々な電化製品を付けたサウンドスカルプチャー「ザ・ローテーターズ(The Rotators)」を使ったパフォーマンスは、世界中で注目を集め、アジア、アメリカ、ヨーロッパと、様々な国で行われています。
自らの活動を「デス・メタル」ならぬ「DEATH工芸美術」と呼んでいる宇治野宗輝の、言葉だけでは決して伝えられないその驚きと感動に満ちた作品やライブパフォーマンスは、是非直に体験してみて下さい。痺れること間違いなしです。
【宇治野宗輝 グッズ】
※こちらの商品は完売しました
ラムフロムでは現在、宇治野宗輝が2006年1月にBankART NYKで行ったライブ・パフォーマンス「ALIVE ART MATSURI Vol.1 Ujino and The Rotators」を収録したDVD「UJINO and The Rotators」を好評販売中です。
■主な経歴・受賞歴・展覧会歴
●経歴
- 1964年:東京生まれ
- 1988年:東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業
●受賞暦
- 2003年:第6回岡本太郎記念現代芸術大賞特別賞
●個展
- 2010年:ROPPONGI CROSSING 2010(森美術館/東京)
- 2009年:UJINO AND THE ROTATORS(ヘイワード・プロジェクト・スペース/ロンドン)
- 2008年:CROSSBAND(PSM/ベルリン)
- 2007年:THE ROTATORS – Robertson and Phillips(The Western Front/バンクーバー)
- 2006年:UJINO AND THE ROTATORS(Bankart Studio NYK/横浜)
- 2004年:KARMA OF SUBURBAN VILLA(ミズマアートギャラリー/東京)
- 2002年:日本シリーズ(ミズマアートギャラリー/東京)
- 2001年:UJINO’S LOVE ARM(ミズマアートギャラリー/東京)
- 1994年:DECORATONE(ASACLOTH/東京)
- 1993年:NEW CLUB VENUS(なすび画廊/東京)