アンビリーバボーな写真家、澤田知子と森村泰昌

本日はラムフロム・ザ・コンセプトストアより、セルフポートレート作品で有名な二人の写真家、森村泰昌と澤田知子の作品集をご紹介します。

私、実を言うと写真を撮られるのが基本的に好きではありません。こう言うと、「それって、自分の容姿にコンプレックスがあるってこと?」とか聞かれそうですが、自分の容姿の好き嫌いの尺度を一般人の平均値に当てはめて考えた場合、私はかなり自分大好きタイプです(他人からの評価はさておき)。

もう一つ実を言うと、私は鏡を見るのが嫌いで、だから化粧時間は出来るだけ短時間で済ませてますし、外出時の服装チェックも瞬殺で済ませます。「ということは、(内面的な問題として)自分に自信がなってことでは?」と言われそうですが、自信ならむしろ人並み以上にあり、そのせいで周囲から呆れられたりもしてます。

何故嫌いなのか・・・。理由はどちらも分りません。でもそんな私なので、セルフポートレート作品を発表し続けている澤田知子森村泰昌は私にとって本当にアンビリーバボーな現代アーティストだったりします。鏡の中の自分と写真の中の自分を四六時中見つめ続けながらの作品制作って、一体どんな気持ちで、どんな感覚なのでしょうか。凄く気になります。

澤田知子や森村泰昌がもう1つアンビリーバボーな理由

澤田知子作品

2003年度 木村伊兵衛写真賞を受賞している澤田知子は、女子校の卒業写真に写る女子生徒及び担任教師の全てに自ら扮して撮影した写真作品(右写真:作品集『School Days』より)や、ガングロコギャルやホステスに扮したシリーズ、体重を20キロも落として撮影したというお見合い写真シリーズなどのセルフポートレート作品で話題の写真家です(現在、文化庁在外研修員としてNY在住)。そして森村泰昌は、1985年からゴッホの自画像やマリリン・モンローなどの女優に自ら扮した作品を発表し続けている、セルフポートレート写真の第一人者といっても過言ではない写真家です。

女子高生やコギャル、ホステスなどに扮した自分は、自身が演じている他人ではなく、あくまで自分自身であるという澤田知子と、既にある美術作品や人物という自分以外の何者かに扮している森村泰昌では、同じセルフポートレート手法を用いているとはいえ、写真家としての制作の目的や目指している所は決して同じではないでしょう。ですが、「(作品として)自身を撮る」ということ、すなわち、自分の外面と内面を、時に自分以外の人々に向けて、時に自分自身へ向けて曝け出さなければならない、そんなスタイルをあえて取る理由や、それを続ける意義といったものはきっと同じ、もしくは似たものを共有しているのではないかと思います。

決して生半可な気持ちではテーマとして選べないのがセルフポートレートなんじゃないかと思っている私にとって、こういった部分でも、二人は本当にアンビリーバボーな写真家なのです。

お勧めのセルフポートレート作品集

本日のこのトピックを読んで、ちょっとでもセルフポートレート作品に興味を持って頂けたら嬉しい限りなのですが、そんな方に、本日の私のお勧めアイテムとして、現在、ラムフロムで販売中の森村泰昌と澤田知子のセルフポートレート作品集をご紹介したいと思います。

森村泰昌作品集まず、森村泰昌のセルフポートレート作品集『女優家Mの物語 a Story of M'sself-portraits(左写真)』ですが、こちらはマリリン・モンローやオードリー・ヘップバーン、マレーネ・ディードリッヒなどに扮した、森村泰昌のセルフポートレート作品が93点も収録されている作品集です。この作品集は、さらっと見たならユニークな作品集として楽しめる一方で、タイトルに含まれている『M』の意味や、彼が何故その女優たちに扮したのかという理由が分ると、作品に込められた強烈なメッセージが浮かび上がって来て、最後には思わず唸ってしまう1冊となっております。

そして、先ほど少し触れましたが、女子校の卒業写真に写る女子生徒及び担任教師の全てに自ら扮して撮影した澤田知子の写真作品集『School Days』は、澤田知子が1クラス40人+教師1人×10クラス全員・・・つまり、髪型やメイク、ソックスやスカート丈等を410回も変えて撮影したという澤田知子渾身の作品集です。この作品集は森村泰昌の作品集同様、さらっと見たならユニークなアイデアのセルフポートレート作品集として楽しめますが、一人一人をよく考察しながら見て行くと、「人間の外見とは? 内面とは?」ということを深く考えさせられる作品集です。

ちなみにラムフロムでは他にも、ラムフロムオリジナルの澤田知子Tシャツシリーズや、今では大変貴重なグッズと言える、『「これはデュ シャンではない」、ですか』展の際に制作された森村泰昌作品『身ごもるモナ・リザ』のトランプ、森村泰昌の作品集『女優家Mの物語 a Story of M'sself-portraits』に収録されている作品のポストカードなども販売していますので、良かったらそちらもラムフロムのリアルストアでチェックして見て下さいね(こちらのグッズはまた後日詳しくご紹介します)。

 

澤田知子&森村泰昌の作品集及びグッズ(商品アイテム)は、現代アートグッズ通販が気軽に出来るオンラインストアでもお買い求め頂けます☆

新商品:リサとガスパールのスパンコールポーチ。きらっきらです☆

新商品紹介も、ラストひとつとなりました! ラムフロム・トイズより、『怒濤の新商品ラッシュ!』の第4弾はこちらの、もう見るからにきらっきらな、リサとガスパールのスパンコールポーチです

子供の頃、いつもバッタだのクワガタだのおたまじゃくしだのを捕まえて過ごしていた私ですが、それでも一応女の子だったんでしょうね。スパンコールって憧れでした。ピンクとか、オレンジとかブルーとか鮮やかな色がとてもキレイで、その上ピカピカキラキラしていて・・・特にスパンコールのポシェットとかバッグとか、子供の自分に取ってはなんかもういわゆる夢のアイテムでした。

そして大人になった今思うのは、やっぱりスパンコールのアイテムって夢のアイテムだな、ということ。何故ならば、大人用のスパンコールアイテムって、服はもとより、バッグとかポーチでも、ファッションアイテムとして結構ハイレベルなセンスを求められるから。

こんなことなら、センスが有るとかないとか関係なく、「キラキラしてていいわね〜。かわいいわね〜」で済まされた子供の時にもっとおねだりして買ってもらって楽しんでおけば良かったって感じです。

リサとガスパール スパンコールポーチでも、今日ご紹介するこちらのリサとガスパールのスパンコールポーチなら、私も安心して持てる気がします。

シルバーのスパンコール(リサのポーチ)やブラックのスパンコール(ガスパールのポーチ)は、普通の形のポーチだったならばホントにもうゴージャス感満載で、あわせるバッグや服をこれでもかっていうほど悩む所ですが、このポーチは形がリサやガスパールの顔型をしていて、ゴージャスなものをカジュアルになる作りとなっているので、特に悩まなくても大抵の場合は問題なくあわせられる感じです。

とはいえ、ゴージャスに作られている事は間違い有りません。ファスナー部分の色や飾りはリサとガスパールのトレードマークであるマフラーに見立ててあって可愛らしいのですが、ファスナーの持ち手の部分にはなんとビロードを使っています。そして更にポーチの中生地はサテンです。スパンコールとビロード、そしてサテンといった組み合わせは、まさにゴージャスアイテム王道の組み合わせでございます。こんなにゴージャスだと、普段使いのポーチとして使うにしても、中に入れておくものもワンランク上のモノを入れておきたくなりますね。

大人可愛いとはまさにこんなポーチのことを呼ぶのではないでしょうか。どちらもカジュアルに使えますが、シルバーのスパンコールとブラックのスパンコールでは印象が大分違うので、シーンごとに使い分けるのも良いかもしれませんね。これは是非ゲットしてみんなに自慢しないとですよ☆

ただしこのポーチ、写真(下)の角度で自慢するのは避けましょう。どういうわけか、口を大きく開けた別の何かに見えてしまうので(笑いを取りたければ見せてもいいです。笑)。

リサとガスパールのスパンコールポーチは、大人のためのぬいぐるみ&トイの通販サイト、ラムフロム・トイズの以下のページよりご覧頂けます☆

新商品:レオ・レオニ フレデリックマグネット

全国のぬいぐるみファンの皆様、おはこんばにちは。ラムフロム・トイズです。『怒濤の新商品ラッシュ!』も3日目となりました。第3弾は、こちらのフレデリックのマグネットでございます☆

レオ・レオニ フレデリックマグネットもしかすると、フレデリックシリーズで一番まったりした表情かもしれません。眺めていると、ついこっちまで眠くなっちゃいそうな・・・。なので、仕事場で使用するには居眠り注意って感じですが、でも例えば、日頃忙し過ぎてなんとなくギスギスすることもある、職場のホワイトボードのマグネットを全部フレデリックにしてみちゃったりなんかしたら、二度とその職場はギスギスしないかと思われるので、やっぱり職場に10匹ぐらい置いておいた方がいいかもです。社員一人一人に誕生日ごとに配るとかして。

もちろん、おうちでだって大活躍ですよ☆ 冷蔵庫のサイド(正面に色々貼付けるのは風水的に良くないとか)や、マグネットボード、洗濯機に電子レンジやオーブン(はヤバイか?)などなどで、メモを挟むもよし、飾りとしてくっつけておくもよし、お部屋のちょっとしたところに、かわいく、くっつけておくと良いですね☆

大きさは、写真(右上)を見てもらうと大体イメージが付くかと思われますが、全長約9センチの手乗りサイズでございます。また触り心地ですが、この写真だとちょっと分りづらいので、大きい写真を後ほどトイズのオンラインストアでご覧頂きたいと思いますが、本体部分は産毛のような細かな起毛素材で出来ているので、触るとふわんわりな感じです。耳と手足は起毛タイプではないですが、可愛いからといって触りまくると毛玉るタイプの素材です。そして最後に赤いお花ですが、体部分のものとはちょっと違いますが、起毛タイプの素材で出来たお花でございます。フレデリックって、ほんとにこのお花が似合います。

マグネットは背中部分でかつ体の中に入っているので目立ちません。なので一見普通のマスコットやちっちゃいぬいぐるみに見えるので、そこが(も)可愛らしいところです。ただマグネットが見えないため、知らずPCや記録用メディアの側においちゃったり、よもや、くっつけちゃったりするとちょっと、っていうか、かなり大変なことになる可能性があるので、そこだけはご注意下さいませ。

 

レオ・レオニのフレデリックマグネットは、大人のためのぬいぐるみ&トイの通販サイト、ラムフロム・トイズの以下のページよりご覧頂けます☆

新商品:レオ・レオニ フレデリックのリールパスケース

ラムフロム・トイズより、本日は『怒濤の新商品ラッシュ!』の第2弾、フレデリックのリールパスケースでございます☆

『アレクサンダとぜんまいねずみ』でもお馴染み、オランダの人気絵本作家『レオ・レオニ』の描くほのぼの系絵本(でも内容は奥深い)『フレデリック』の主人公フレデリックは、私にとってのザ・キング・オブ・ネズミキャラなんでございますが、なので新商品が入ってくる度にテンションは上がり、貯金の額が下ります。でも、かわいいんだからいいんだもん。だって欲しいんだもん!

フレデリック リールパスケースえ〜、ちょっと私情に走りかけました。

さて、このフレデリックのリールパスケースですが、第一印象としては、なんか草履みたいで平べったい感じです。マメっとした体型って、ぺったんこにすると草履になるんですね。でもそんな体型でもラブリ〜☆

ということで、印象は草履でも可愛さは変わらないです。それは私が保証します。それにこのフレデリックは、背中全面についている、なんとなくランドセルのようにも見えるパスケース以外にも、頭部にチャックが付いていて、開けると、ちょっとした小物が入れられるポーチになっているので、「私は草履体型よりやっぱりマメ体型のフレデリックが好き」というあなたは、中に色々と詰め込めばあっという間にマメに早変わりですよ(但し詰め込みすぎて破裂しないようにご注意おば)。

また大きさですが、その草履体型の部分だけでも身長約13センチ。・・・あれ? もしかしてフレデリックのぬいぐるみ(Sサイズ)より大きい? そして足先と耳のてっぺんまで入れるとなんと約19センチ?! 間違いなくSサイズより大きい! パスケースなのに!

これを通勤用バッグに入れて持ち歩くには、正直、若干・・・いえ、かなり大きいかもしれません。そして若干・・・いえ、かなり恥ずかしいかもしれません。ですが、オフ日用の少し大きめバッグなら問題ないでしょう。フックとリールがついているので、移動中は中に入れておいて、改札口を通る時のみ引っ張り出せばいいんです。それなら他の人にはそんなに見られませんから。

え? それでもちょっと恥ずかしい? 大丈夫です、私がいます。私もやってますから。恥ずかしいと思った時は、そんな人が自分以外にもいることを思い出して下さい。

大丈夫! あなたは決して一人じゃない!
(私も一人じゃない!と、思いたい)。

 

レオ・レオニのフレデリック リールパスケースは、大人のためのぬいぐるみ&トイの通販サイト、ラムフロム・トイズの以下のページよりご覧頂けます☆

新商品:ちっちゃ! アレキサンダーとぜんまいねずみ『ぜんまいねずみマスコット』

全国のぬいぐるみファンの皆様、ご機嫌うるわしゅう☆ ラムフロム・トイズでございます。本日より『怒濤の新商品ラッシュ!』と題しまして、10月15日よりトイズで発売された商品を日替わりでご紹介して参ります。全部読んでね〜☆

さて、何時ものごとく余談から入りますが、わたくし、子供の頃に実家に現れたネズミを母と罠を仕掛けて捕まえたことがあるのですが、そしてその時のネズミの生暖かさを今でもリアルに覚えていたりするんですが、今回ご紹介するアレキサンダーとぜんまいねずみの新商品『ぜんまいねずみマスコット』の大きさは、 その時のネズミの約1/5くらいかと思われます。さあ、私は子供の頃一体どれだけ大きなネズミを捕まえたのでしょうか?(正解はこのトピを全部読むと分ります)

アレキサンダーとぜんまいねずみ『ぜんまいねずみマスコット』ということで、写真(右下)を見て頂いても分るかと思いますが、ほんとにちっちゃいマスコットなので、買ったらなくさないようにちょっと注意が必要かもしれません。でもほんとーに、ちびっちゃくってかわいい〜〜☆

オランダの人気絵本作家『レオ・レオニ』の描く、ほのぼのとした切り絵風の絵で人気の絵本『アレクサンダーとぜんまいねずみ』から生まれたこのぜんまいねずみ君のマスコットは、絵本の主人公であるアレキサンダーと色は同じですが、ぜんまいが背中についているところ以外も、足がぜんまい足になっているところや、体の下部の渕の部分がアレキサンダーと違って外側に出っ張ってたりと、しっかり絵本に忠実に作られております。

そして大きさですが、世界最小と言われるアフリカチビネズミことアフリカンピグミーマウスというネズミをご存知でしょうか。生まれた時は人間の大人の小指にも満たない大きさのネズミで、かつ大人になっても平均して5センチぐらいにしかならないので、普通のハムやん(ハムスターのこと)ゲージでは脱走の恐れがあるため水槽とかで飼わないと駄目らしい、ほんとにちっちゃなネズミがいるのですが、つまり、ぜんまいねずみマスコットはそれぐらい小さなマスコットでございます。

残念ながらゼンマイ仕掛けではないので、動きの楽しさはないのですが(動くぜんまいねずみも別途に販売中)、その代わりに、携帯につけたり制服の胸ポケットからぶら下げたりして、周囲にその可愛らしさを振りまいたり出来ます(そういうポイント、重要ですよね)。ぜんまいねずみマスコットは、アレキサンダーとぜんまいねずみファンのみならず、アフリカチビネズミファンのあなたにもお勧めです☆

アレキサンダーとぜんまいねずみのぜんまいねずみマスコットは、大人のためのぬいぐるみ&トイの通販サイト、ラムフロム・トイズの以下のページよりご覧頂けます☆

 

余談の続き・・・。さて、私が使えたねずみの大きさ、分りましたか? 分ったあなた、私が味わったその時の恐怖も分って頂けたかと思います(母は自分が言い出しっぺのくせに、罠を仕掛けた後のことは全部私にやらせました。はい)。