新商品:ミルトン・グレイザー(Milton Glaser) Tシャツシリーズ

ラムフロム・ザ・コンセプトストア(lammfromm The Concept Store)より、新商品のご紹介です。アメリカ人グラフィックデザイナー、ミルトン・グレイザー(Milton Glaser)のTシャツシリーズが、2K by GINGHAM(ツーケー・バイ・ギンガム)より登場ですよ☆

 

新商品:ミルトン・グレイザー(Milton Glaser)ELVISTシャツニューヨークのお土産物の定番と言ったら、「I (love) NY」のロゴが入った数々のグッズかと思いますが、このロゴをデザインした人が誰なのかと聞かれたら分りますか? 私は分りませんでした。分らなかったので、日本のウィキペディアで調べてみたら、本人ではなく、ロゴの方が載ってました。両方が別々に載ってるというなら分るんですが、ロゴだけって・・・。

しかし、だからと言ってこのロゴを作った人があまり有名でないというわけではありません(ありませんでした)。このロゴを作ったのは、20世紀のアメリカ・グラフィックデザイン業界を牽引して来た存在と言われる巨匠クラスのグラフィックデザイナーであり、かのニューヨーク・マガジンを創刊した人であり、最近だとニューズウィーク紙(今年の1月)のカバーを描いてたりする、ミルトン・グレイザー(Milton Glaser)でございます(ございました)。しかも2010年秋には、米国政府による最も栄誉ある芸術賞「National Medal of Arts Award」を受賞し、なんとオバマ大統領から直接メダルを貰ったりもしていて、わたくし、ラムフロムのお仕事をしている身でありながら知らなかったじゃあすまされなさそうですが、「どうかすましてください。」と、ボスに言ってみる勇気は今のところありません。

 

新商品 ミルトン・グレイザー NINA Tシャツえ〜さて、そんなわたくしですが、それでも2K by GINGHAMから届いたミルトン・グレイザーのNINA Tシャツには一目惚れしました(写真右)。

この、Tシャツのモチーフになっている肖像画の女性は、その独特の歌声と絶大なる歌唱力で人気を博したアメリカのジャズシンガー、ニーナ・シモン(Nina Simone)なのですが、そんな、グレイザーが描いたニーナは、ニーナのトレードマークともいえるターバンを撒いた姿の彼女の唇や、こちらを向いて意味ありげな視線を投げかけている目が、もうなんともセクシーでたまりません。

実はミルトン・グレイザーは彼女のアルバム「The Tomato Collection」のアートワークを手がけており、そのジャケットのニーナはこの絵に比べて何と言うか、迫力あるというか、鬼気迫るというか、印象が全く違うのでちょっと驚きなのですが(でもジャケットのはじっこに描かれているトマトはなんか可愛い)、でもこのNINA Tシャツのニーナはこの通り、ラフなタッチのムーディなイメージに描かれていて、かつTシャツのボディカラーが生成りなので、とってもリラックス感があるイメージで着ることが出来ます。

ちなみに、これはわたくしのいつものものすごい個人的なイメージなのですが、肖像画が大きくプリントされているTシャツって基本、ELVIS Tシャツ(最初の写真)もそうなのですが、着るとものすご〜〜い色っぽいです。なので、大人の色気がある(ムンムンとまでは言いませんが)女性、または男性が着ると凄くセクシーに見え、思わずよだれが・・・いや、まあそこまではなりませんが、でもとにかく色っぽいイメージになるため、普通のTシャツに比べてやや高いファッションセンスが必要かと思われます。わたくしのようにですね、「ジーンズの時はスニーカーしか履かん」みたいなのは駄目ですね。「ジーンズにNINA Tシャツ」と来たら「足下はシャンパンゴールド系ハイヒールでしょ♪」みたいに、「オシャレは足下から」というファッションの原則を徹底している人でなければ、このTシャツのセクシーさを最大限引き出すことは出来ないでしょう。

 

まあそんなわけで、スカート時ですらスニーカーが基本、というかそもそもハイヒールは持っていないわたくしに、NINA Tシャツを着こなせる日がこの先果たしてくるのか分りませんが、せっかく買ったのにハンガーに掛けて鑑賞しているだけというものもったいないので、これを機会にちょっとセクシーファッションを勉強してみようかなと・・・まあ思ったりすぐ忘れたりしているここ数日でございます。

ミルトン・グレイザー(Milton Glaser)のTシャツシリーズは、ラムフロムのリアルストア及びオンラインストアにてお買い求め頂けます☆