この夏話題の映画『ミラル』を製作したジュリアン・シュナーベルのアートグッズあります。

この夏話題の映画『ミラル』を製作したジュリアン・シュナーベルのアートグッズあります。

8月もいよいよ残すところあと6日となりました。皆さんのこの夏の思い出は何ですか? 私の思い出は、8月の電気代が去年の約半分だったことです。15%どころか46%の削減です。正直自分でも驚きましたが、やった事と言えば「古かったエアコンの買い替え」だけです。いえ、正確に言うと、太っ腹な大家サンが買い替えてくれたんですが、聞くところによれば、10年前のエアコンと今のエアコンでは電気代が半分近く違うんだとか。10年以上前のエアコンを使っているご家庭は買い替えを検討した方がいいかもしれませんよ?

え〜、ということで、夏の思い出が節電の思い出だけという、ちょっぴり寂しいことになっている中の中の人@lammfrommより、本日は、ジュリアン・シュナーベルのアートグッズをご紹介します。

この夏話題のシュナーベル新作映画は見ましたか?

陶器の皿を割ってそれをキャンパスに貼付けてモチーフを描いて行くという表現方法でもって、1980年代の新表現主義(Neo Expressionism)の中核をなす現代アーティストとして有名になったジュリアン・シュナーベル(Julian Schnabel)をご存知でしょうか? タイトルにも書きましたが、シュナーベルはアーティスト活動以外に映画監督としても活動しており、現在はむしろ映画監督としての方が知名度が高いかもしれません。

ヴェネチア国際映画祭審査委員グランプリ受賞作品『夜になるまえに』や、第60回カンヌ国際映画祭監督賞及び第65回ゴールデングローブ賞監督賞を受賞したジョニー・デップ主演の映画『潜水服は蝶の夢を見る』など、近年彼の映画作品は大変評価が高いですが、ぶっちゃけてしまうと、私が見たことのあるシュナーベル映画は、ジャン・ミッシェル・バスキアの伝記映画『バスキア(Basquiat/1996年)』のみで、しかもそれを見た当時の私はあろうことかバスキアを知らず、単に「デヴィッド・ボウイがアンディ・ウォーホールをやっている!」という理由だけで見たので、正直どんなストーリーだったのかもイマイチ覚えていません。

そんな、「アートも映画も言ってるほど実はあまり興味ないんじゃ!?」という疑惑が上がっても仕方ないような私ですが(いや好きですよ!? 好きですから!)、そんな私が最近とても気になっている映画が、8月6日から公開されているシュナーベルの最新作「ミラル」です。

現在ジャーナリストとして活躍しているルーラ・ジブリールというイスラエル人女性の伝記をもとにしたこの映画は、5歳で母を亡くして孤児たちのホームに預けられた少女の成長を描いたものです。ユダヤ系アメリカ人であるシュナーベルがこの映画を製作したことで巻き起こった政治的な議論、イスラエルやパレスチナの複雑な問題に関しては、私たち日本人にはなかなか理解が難しいところなのですが、ただこの映画の真のテーマは決して政治的なものではなくて、教育や愛、希望であり、シュナーベルはそれらを、イスラエルに住むアラブ人女性達の生き方を通して表現した映画になっているそうです。主人公をあの「スラムドッグ$ミリオネア」に出演していたフリーダ・ピントが演じているところも気になります。

最近女性の活躍が目覚ましい日本ですが、必死にがんばって生きている女性たちは世界中にいて、そんな女性達から少しでも勇気や元気をもらいたい私やあなたにお勧めのこの夏話題の映画「ミラル」は、現在渋谷のユーロスペース他、全国の映画館で公開中です。よかったらチェックして見て下さいね。ウィリアム・デフォーもなんかとってもステキに渋いことになってますから(公式サイトへのリンクはこのページの下部に記載してあります)。

希少なジュリアン・シュナーベルグッズ販売中!

え〜、そんなわけで、シュナーベル映画も気になりますが、私の今日の記事のメインテーマはそんな彼の希少なアートグッズをご紹介することなので、ここからはりきってお知らせしたいと思います。

さて、冒頭の方でもお伝えしましたように、もともとシュナーベルは現代アーティストとして、知る人ぞ知るかのメアリー・ブーンに見いだされて一躍時代の寵児的存在となった超人気作家です。展覧会も、近年回数は少なめのようですがちゃんと開催されており、作家としても未だ根強い人気を誇っています。

ラムフロムで現在販売しているそんな彼のアートグッズは2アイテム。アーティストを援助するアメリカのNPO団体「Art Production Fund(アート・プロダクション基金)」が製作した超特大サイズのビーチタオルと、世界最高級のコーヒーブランド「illy caffe社(イリー・コーヒー社)」が1992年より毎年販売しているイリー・コレクション(illy colleciton)のカップ&ソーサー5客セットです。ちなみにどちらも限定生産品につき、売り切れご免の商品となっております。更に言いますと、どちらも若干お値段がはりますが、間違いなくそれだけの価値があるアートグッズです。

 

ジュリアン・シュナーベル ビーチタオルビーチタオルのモチーフとなっている作品は、リネンの上に古い海上地図を張り、その上に油彩で、大胆なタッチの絵を描いている作品『Martinique(マルティニーク島/2007年)』です。その作品が全面プリントされた綿100%のタオルは、高さが152cm、幅が178cmという、ラグマットや(うまく飾れば)タペストリーにもなる大きさも人気の一つとなっています。

 

ジュリアン・シュナーベル カップ&ソーサー5客セットまた、世界中にコレクターがいるイリー・コレクションのカップ&ソーサーセットは、それぞれのカップにシュナーベルの長年の制作活動のインスピレーションとなっている金髪のサーファー「チャック」の様々な表情がモチーフとしてプリントされいる、マリンイメージ際立つデザインが人気のセットです(ちなみに、チャックに混じって一人デスラーがいるような気がするのは私だけでしょうか)。またそれぞれのカップには曜日が書かれているので、毎日違うカップでコーヒーを飲む楽しみもあったりします。浮き輪のようなカップを納めるケースとお揃いデザインのソーサーもオシャレ心をくすぐりますね。

現代アーティストとして、また映画監督として、ジュリアン・シュナーベルの活躍は今後ますます注目されていくのは間違いないので(多分)、是非この機会に(というか今のうちに)お買い求め頂くことをお勧めします☆ また、巷では今年マリンスタイルが流行っていますから、そんな意味でも今がまさに買い時かと思いますよ♪

 

ということで、本日はジュリアン・シュナーベルの最新映画と彼の希少なアートグッズをご紹介しました☆ いかがでしたでしょうか? まだまだ暑いですが、いきなり寒くなったりもしてますので、皆様体調には十分お気をつけてお過ごし下さいね。ではわたくしはこれから、別件ガム宮殿に戻りま〜す!

さらば!(あんど、I'll be back!)

 

ジュリアン・シュナーベルのアートグッズは、ラムフロムのリアルストアおよびオンラインストアにてお買い求め頂けます☆