【お勧めアートなアプリ】自分にそっくりの名画も探せる?どこにいても世界中のアートが楽しめる「Google Art & Culture」

2013年 六本木イベントより

本日は自宅にいながら世界中のアートが楽しめるWebサイト&アプリのご紹介です♪

全国のアートLoverの皆さま、近いうちに展覧会やアートなイベントに行く計画を立てていた皆さま、そしてラムフロム・ウォッチャーの皆さま、おはこんばにちは。中の中の人@ラムフロム、冷静になりたい時はアートがもってこいです、でございます。塩田千春さんとか船越桂さんの作品とか、否が応でも脳が冷めます。

え〜さて、新型コロナウィルス対策の一環で、臨時休館となった(これからなる)美術館が相次いでおり、色々と不自由なことが起きておりますが、まさかアート業界にまでこんな風に影響が出るとは…と、多くの方が思われていると思いますし、展覧会やイベントに行く予定だった皆さんは、さぞかし残念な気持ちだと思います。そこで、本日はですね、そんな皆さんを少しでも楽しい気持ちに出来たらなあと思いまして、世界中のアートをどこでも気軽に楽しめる「Goolge Art & Culture」というプロジェクトサイト&アプリをご紹介したいと思います♪

※ちなみに本日の写真はどれもラムフロムお宝写真ギャラリーからのもので、記事内容とは関係がございません。文字だけだと寂しいので載せております。

こちらはGoogle Art & Culture内コンテンツの一つです。再生すると音が出ます。

さて、本日ご紹介するのは、「Goolge Art & Culture」という、世界中から名画や美術館情報、各地の文化情報を集め、あらゆる角度から学んだり楽しんだりすることが出来るという画期的なプロジェクトサイト&アプリです。

例えば、世界中のアート作品を高解像度で見られるだけでなく、↑のYoutube動画のように360度VR動画であらゆる角度から作品を見ることが出来たり、グーグルストリートビューであたかも美術館内を歩いて鑑賞しているような体験も可能です。また、作品は限定されますが、個別作品のガイドツアーなんかもあったり、色で作品を探せたりもします。

学べるコンテンツも半端ありません。3600万年前の洞窟の壁画から現代美術まで、アートにまつわる様々な歴史に加え、美術館の紹介、アーティストや名画についての考察、更には技法や素材についても学べます。ちなみにコンテンツは最初に英語で表示されますが、同時に翻訳ボタンが表示されますので、簡単に日本語で読むことが出来ます。若干不思議翻訳もありますが、最近グーグル翻訳が目覚ましい進化を遂げているので、殆ど問題ないと思います(多分)。

草間彌生展覧会より
過去の草間彌生展より

実はこの「Goolge Art & Culture」は、もともとは2011年に始まったもので、当時は「Googleアートプロジェクト」と呼ばれていました。実はわたくしローンチ直後から知っているのですが、記憶が正しければ、確か当初はグーグルストリートビューで撮影した高解像度作品を見るだけのものでした。(しかも多分ちょっと見づらかった) ですがその後暫くして現在の「Goolge Art & Culture」に名称が変更され、内容もリニューアルされて今に至ります。また、内容もアートだけでなく、食文化や歴史上の人物、世界各国のその場所にまつわる様々な情報などなど多種に渡っていて面白いです。ちなみに、以下のリンクは日本食特集のページなのですが、内容がとても濃くて、こちらもかなりお勧めです。

Flavor of Japan 奥深き日本の食文化を召し上がれ >>

2012年奈良美智展覧会より
2012年奈良美智展覧会より

「Goolge Art & Culture」は、ウェブサイトのみでも十二分に楽しめるのですが、実は一番体験してもらいたい機能はアプリにのみありまして、それが、「Art Selfie」という機能です。

これが本当に面白いんでございます。スマホで自撮りした写真をアプリでスキャンし、似ている肖像画をマッチ度と共に複数表示してくれるという機能なのですが、これがまあ本当にですね、自分的にはかなり納得しがたい作品ばかり表示されるがしかし周囲は大爆笑という、そんな機能なんです。

ちなみにわたくしの場合は、ジョージ・カトリンというアメリカ開拓時代の画家さんが描いたネイティブアメリカンの男性の肖像画が48%マッチで一番目に表示されました。確かに自分も髪はストレートでおでこ出してますがね…でも顔の半分赤く塗ってないし…、みたいな感じでございます。アプリでは骨格をスキャンしているようなのですが、顔の角度や髪型によって全く違う作品が表示されたりもします。(それはそれで面白いのですが。) セレクトされた作品は、自らの自撮り写真と並べて写真保存も出来ますので、アートで周囲の笑いをとりたい方は、ぜひアプリで試してみてください♪

Goolge Art & Culture サイトはこちらから(アプリもこちらからダウンロード可能です) >>

(※ネット上でのセルフィー写真公開は自己責任となりますので、十分にお気をつけください)

アプリにはその他にも、自分の部屋に作品を召喚してAR鑑賞できる「Art Projector」や、作品どころか美術館そのものを召喚できる「Pocket Gallery」なども楽しいです。(見るのにちょっとコツが入りますが) アート鑑賞は、実際に作品を見るのがもっとも良いことなのは間違い無いのですが、その一方で、こういったネット上に蓄積された様々な角度からの情報を読んで知ることもアートの楽しみ方の一つだと思います。知識があると更に深く楽しめるのがアートですからね。「Goolge Art & Culture」、よろしければぜひチェックして見てください☆

え〜ということで、以上、本日は中の中の人@ラムフロムお勧めの「Goolge Art & Culture」のご紹介でした♪ そして、「Goolge Art & Culture」を楽しんでまだ楽しみ足りない〜と思った方は、ラムフロム・オンラインストアでアートグッズショッピングをお楽しみ頂ければ幸いです☆ 皆様のお越しをお待ちしております!

ラムフロム・オンラインストアはこちらから☆ >>