お父さんへ白山陶器のファンシーカップを

白山陶器 ファンシーカップ

ラムフロム・ザ・コンセプトストア (lammfromm The Concept Store)のリアルストアより、本日は、白山陶器『ファンシーカップ』シリーズをご紹介します。

母の日に比べて小売業界の宣伝が少ない気がする父の日。あなたは今年、父の日が6月何日か、正確にご存知ですか?

私は、白状しましょう。このネタを書くと決めた今し方まで知りませんでした。今年は6月の第3日曜日、20日なんですね。

お父さん、ゴメンナイサイ。

 

でも知らなかったのはきっと私だけじゃあないはず! この記事を今真剣に読み始めたそこのあなた、良かったです。私と同じく、今知ることが出来て。今からならまだじっくりとお父さんの為にギフト選びが出来ますからね。

 

ところで、そもそも父の日って・・・?

でもその前に、そもそも父の日が何時頃から日本で習慣化したのか。わたくし、ちょっと気になって調べてみました。すると、母の日が戦後まもなく日本でイベント化したのとは大分遅れて、1981年にFDC(日本ファーザーズ・デイ委員会)が設立された以降広まったそうな。

・・・全国のお父さんにちょっぴり同情します。

 

それともう一つ調べてみました。母の日にはカーネーションを贈ることが習慣化しておりますが、一方父の日に贈るものって、これといって決まってないですよね? 実はアメリカでは父の日にバラを贈るのが習慣化しているそうなのですが、日本では定着しなかったそうです。

それは何故か?

あなたがバラの花束を手渡した時にお父さんがするであろう表情と、受け取ったお父さんの姿を想像してみて下さい。バラの花束が似合うお父さん・・・アメリカに比べると、大分少ない気がします。

ああだから・・・。でもこれが盆栽だったら・・・定着したんでしょうか。

 

まあとにかくですね、一応FDCでは現在「父の日のプレゼントには黄色いリボンを結ぼう」とは勧めているようですが、バラに代わるギフトの方は特に「これ」というのは強く勧めてないみたいですね。

 

だったらお父さんに直接何が欲しいか聞いてみよう!

ということで、毎年gooが「お父さんが貰いたいランキング」なるものをやっています。それによると、1位:ネクタイ、2位:お酒、3位:トレーニングシューズ/ウォーキングシューズ、だそうです(2009年のアンケート結果より)。

ちなみにお母さんは、1位:カーネーション、2位:手紙、3位:食事を作ってくれる、だそう(2009年のアンケート結果より)。

お母さんはお父さんより「モノより気持が嬉しい」と考えている人が多いようですね。ただ、3位がちょっと気になります。お父さんが貰いたいランキングのトップ3の中に、「代わりに仕事に行ってくれる」がランクインしていなくて良かったです。

 

話しがちょっとそれました。

 

そんなわけで、お父さんが欲しいモノの傾向は分りました。そこでギフト選びに戻りますが、父の日のギフトをまだ決めていないあなた。ラムフロムでは、1位のネクタイ、2位のお酒・・・と共に贈ると素敵な白い磁器、3位のトレーニングシューズ・・・とあわせたらカッコイイTシャツを取り扱っております。

白山陶器 ファンシーカップ中でも、仕事柄ネクタイは冠婚葬祭以外ではきっとしたことがないであろう酒好きの父を持つ私のお勧めは、2位の、お酒と共に贈ると素敵な白い磁器、白山陶器の『ファンシーカップ』シリーズです。これでお父さんに是非、日本酒や焼酎、更にはビールなどのお酒を飲んでもらって頂きたい! これで飲めば絶対に何時ものお酒がより美味しく飲めるはずです(例え1人手酌飲みでも)。

 

本当に手にしっくり来るんです。

1969年にデザイナーの森正洋によってデザインされたファンシーカップは、その持ちやすさや使いやすさから「これぞユニバーサルデザイン」ということで、2006年にはグッドデザイン賞も受賞し、近年多くのメディアで取り上げられていますが、発売当初は、そのユニークで美しいデザインが和陶器としてはやや斬新すぎたのか、あまり売れなかったというからびっくりです。素晴らしすぎた森正洋のデザインに、時代が今になってようやく追いついたということですね。

白山陶器 ファンシーカップそして特にお勧めしたいのが、右の写真のファンシーカップF。指3本分の凹みがあるタイプなんですが、実際、指をこの凹みにあてて握ってみると、まるで自分の指にあわせて作ってくれたのかと思うぐらい、手にしっくり来るんです。このカップを、片手をくぼみにぴったりつけて持ち、もう片方の手をその上に添えて、冷たーく冷やした日本酒をぐびぐびーっとやったら、本当に幸せな気分になります。

ただ、実は私の手は中指から手首まで、その長さ15.5センチ(ちっちゃ!)なので、それでぴったりということは男性では厳しい? と思って、ラムフロムの男性スタッフにも試してもらいました。すると、「大ジョブ! しっくり来ますよ!」とのこと。ほっとしました。

白山陶器 ファンシーカップでも、「やっぱりちょっと指のサイズが心配かも」というあなたや、「うちのお父さんの手の大きさは一般的な大きさをはるかに超えている」というあなたには、親指で抑える部分がへこんでいるタイプのファンシーカップCは如何でしょうか(右写真)。こちらなら大概の場合でサイズを気にする必要はありませんし、握った時のしっくり感も、もしかすると3本指タイプよりあるかもしれません(好みもあるかと思いますが)。

 

くちびるにもしっくり。

ファンシーカップはでも、手だけにしっくり来るわけではないんです。実は、唇にもしっくり来るんです。

1300度の高温で焼成された磁器は陶器よりも硬く、よって口に付けるとひんやりします。

私は、お茶やご飯などの暖かいものは陶器で食する方が好みなんですが、冷えている飲み物、つまりお酒ですが、それはやはり薄い磁器で飲む方が好きです。お酒を、唇に伝わるカップのひんやり感を味わってからぐびっと飲むと、普通のお酒が普通より美味しく、美味しいお酒は更に美味しく感じるんですね。それがとっても嬉しい。というか、楽しい。

白山陶器 ファンシーカップカップは飲むための食器ですから、唇に触れた時の触覚というのは、デザイナーにとって最も重要なことです。そしてその次に重要なのが手に持った時の触覚で、最後が見た目の美しさ。森正洋は、それら全ての要素にプラス「持ちやすさ」という今でこそ注目されるようになったユニバーサルデザインまで取り入れ、どの要素をとっても素晴らしいと思える、言えるカップを作り上げました。残念ながら2005年に他界されましたが、彼の名器はこれからも長く愛され続けるであろうことは間違いないと思います。

白山陶器のファンシーカップは、AタイプからFタイプまで、計6種類ございますので、是非お店で直接手に取ってご覧になって下さいね☆

あ、大変申し訳ございませんが、「くちびる」を試すことは御遠慮頂いておりますので、予めご了承下さいませませ。

 

「一緒に飲もう!」と言おう!

白山陶器 ファンシーカップん〜。なんて素敵なカップでしょう☆ しかもお値段は1コ1680円(税込み)と、とってもお手頃です。自分の分も一緒に買って行って、お父さんに「たまには一緒に飲もうよ」と言い、お酒と共にプレゼントしたら、更に喜ばれること間違いないですよ☆

あ、でも、あなたが未成年の場合は、一緒にお酒は飲んじゃ駄目ですからね。あなたは冷たいジャスミン茶で晩酌につきあって上げましょう。

 

最後に重要なことをひとつ。ファンシーカップは薄くて熱が伝わりやすいため、熱い飲み物用としては不向きなので、ご注意をば。

 

それでは、あなたのお越しをスタッフ一同、リアルストアでお待ちしておりま〜す!