展覧会のご案内:マーク・ボスウィック『anna rose’ if handed down』ポラロイド展

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マーク・ボスウィック

ギャラリー・アット・ラムフロム(GALLERY at lammfromm)では、2009年7月28日(火)より、写真家、マーク・ボスウィック(Mark Borthwick)の個展、『anna rose' if handed down』ポラロイド展を開催いたします。

マーク・ボスウィックは、90年代、イタリア版『VOGUE』や『i-D』、『PURPLE』などの有名ファッション誌で活躍。直感的でパーソナルでありながら、同時に現代美術や環境、インテリアや建築デザインなど様々な要素に触れる写真作品で、ファッションのイメージに変革をもたらしました。ギャラリーや美術館での作品展示は勿論、個展での詩の朗読、ライブパフォーマンスなど、ファッション・フォトグラファーの枠を超えた、一人のアーティストとして幅広く人気を集めています。

マーク・ボスウィック本展では、一瞬にして消えてしまう世界の美しい色いろや、そこに漂う空気までをも焼き付けたポラロイド作品を展示販売いたします。全てが1点もののポラロイド作品が50点あまり。小さなイメージの中に、凝縮されたマークの世界が広がります。

ファッション・シューティング、ヌード、ランドスケープなど(あのクロエ・セヴィニーのカットも!)、日本未発表作をはじめ、3月にRizzoliより発売となった最新作品集『Not In Fashion』収録の作品も多数ご覧いただけます。

会期中、ラムフロム東京の店頭では、作家直筆のサインが入った『Not In Fashion』や、最新のCD、DVDを販売致します。オーストラリアからは、できたてホヤホヤのマークの新作Tシャツも入荷数限定で到着!マークらしいクールでユーモアに満ちた美しいTシャツは、この夏のイチオシです。写真集とあわせて、ぜひご覧ください!

どこかノスタルジックなイメージの風景。スタイリッシュな構図の中に散りばめられたユーモア。詩的な世界観とそこに見え隠れするロマンチシズム。ファッションとアートの世界を自由に行き来しながら、表現活動を続けるアーティストの世界に注目が集まります!アーティスト、マーク・ボスウィックが切りとった美しい世界の断片を、どうぞお楽しみください。

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げます。

●●●開催概要●●●

展覧会名:
マーク・ボスウィック 『anna rose' if handed down』ポラロイド展
イタリア版『VOGUE』や『i-D』、『PURPLE』などの有名ファッション誌で活躍し、直感的でパーソナルでありながら、同時に現代美術や環境、インテリアや建築デザインなど様々な要素に触れる写真作品でファッションのイメージに変革をもたらした、マーク・ボスウィック(Mark Borthwick)の個展。
会期:
2009年7月28日(火)8月31日(月)
会場:
GALLERY at lammfromm / lammfromm The Concept Store
〒151-0064東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
TEL&FAX:
03-5454-0450
定休日:
なし

※作品の詳細等は、ラムフロム東京までお気軽にお問い合わせください。

長島有里枝 新作展 「a box named flower」のご案内

ラムフロム・ザ・コンセプトストア(渋谷区上原)のギャラリースペース、GALLERY at lammfrommでは、2007年12月14日(金)から2008年1月31日(木)まで、長島有里枝(ながしま ゆりえ)の新作展「a box named flower」を開催いたします。

長島有里枝は、90 年代の「女性写真家」と呼ばれたムーブメントの先駆けとも言われ、その代表的写真家のひとりです。本人や家族のセルフヌード作品で衝撃的なデビューを果た し、家族などの身近な風景を客観的に切り取る作風で、1990年代の写真界に大きな影響を与えました。彼女の活動は現在も、アート界やエディトリアルの世 界から常に注目されています。

今回の新作展「a box named flower」は、今年の夏に、今も古い城郭や教会を昔のまま残っている、スイスのヌシャテル湖の畔、エスタヴェイエ・ル・ラックとういう村に、3週間ほ ど親子で滞在し撮影した作品から、長島有里枝としては、初めてとも言える「花」をテーマに発表いたします。

つきましては、本展覧会の記事掲載及び取材についてご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

■展覧会インフォメーション■

  • 名称:長島有里枝 新作展 「a box named flower」
  • 会期:2007年12月14日(金)~2008年1月31日(木)
  • 会場:lammfromm the Concept Store/GALLERY at lammfromm
  • 住所:ラムフロム・ザ・コンセプトストア 〒151-0064 東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
  • TEL&FAX:03-5454-0450
  • URL:www.lammfromm.jp

■作家紹介■

長島有里枝(ながしま ゆりえ)

  • 1973年、東京都生まれ。
  • 1995年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業。
  • 1993年、武蔵野美術大学在学中に、アーバナート#2展パルコ賞を受賞し、写真家として注目を浴びる。その後1996年に渡米し、主に海外での展覧会に参加。
  • 1999年、California Institute of the Artsファインアート科写真専攻修士課程を修了し帰国、再び東京を拠点とした活動を開始。
  • 2001年、『PASTIME PARADISE』で、第26回木村伊兵衛写真賞を受賞。
  • 2000年SCAI THE BATHHOUSE(東京)にて『PASTIME PARADISE』展、2004年『not six』展、『Candy Horror』展2005年KPOキリンプラザ大阪(大阪)にて、『Her Projects — memories of no one-』展など多数展覧会を開催する他、雑誌や広告など各メディアをベースに幅広く活動する。

鷹野隆大個展「毎日写真」のご案内

ラムフロム・ザ・コンセプトストア(渋谷区上原)のギャラリースペース、GALLERY at lammfrommでは、2007年10月13日(土)から11月24日(土)まで、鷹野隆大(たかの りゅうだい)の個展「毎日写真」を開催いたします。鷹野隆大は、主に男性などのヌードを通して、ジェンダーを問う写真を撮る、写真家です。セクシュアリティをテーマに他者との関係性を問い直す、ヌード写真などの作品を発表してきました。今回の展覧会は「日常何も考えずに撮る」ことを第一にして、1988年から毎日欠かさず撮り続けている「毎日写真」です。

今まで発表してきた、むき出しの身体を写したシリーズとは趣を異にし、作家の日常への視線や制作の姿勢を御覧いただくことのできる展覧会となっております。

期間中、より作家の作品に深く触れていただくために、鷹野隆大とアーティスト会田誠が、作品を中心に意見を交換するトークイベント「総理に聞く・・・(仮)」を開催いたします。 また、鷹野隆大の作品のイメージを用いた限定プロダクツを販売いたします。

つきましては、本展覧会の記事掲載及び取材についてご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

■展覧会インフォメーション■

  • 名称 : 鷹野隆大 「毎日写真」
  • 会期 : 2007年10月13日(土)~11月24日(土)
  • 会場 : lammfromm the Concept Store/GALLERY at lammfromm
  • 住所:ラムフロム・ザ・コンセプトストア 〒151-0064 東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
  • TEL&FAX:03-5454-0450
  • 公式サイト:www.lammfromm.jp
  • 協力:ユミコ チバ アソシエイツ

■関連トークイベント■

  • 鷹野隆大×会田誠 「総理に聞く・・・(仮)」
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  • 出演 : 鷹野隆大、会田誠
  • モデレーター : 宮村周子
  • 日時 : 2007年11月3日(土)
  • 会場 : 亘(KOU) / 東京都渋谷区上原1-1-19
  • 開場 : 14:30 開演:15:00
  • 入場料 : 500円(ワンドリンク付)
  • 予約 : ラムフロム・ザ・コンセプトストア(Tel:03-5454-0450)

■アーティストコメント■

毎日撮るから「毎日写真」。とりあえずのネーミングのわりには、五十年後の日本人のために記録映像を残すという大それた志で始めたこのシリーズ。当初の目論見はあえなく潰え、いまとなっては誰の役に立つとも思えないが、これまで丸9年、シャッターを切らなかった日は一日もないのが小さな自慢だ。世のため人のためから自己満足へと転落していったこの企画。内容もただの日常をコンパクトカメラでパチパチやっただけの、ささやかなものである。破れかぶれで乞うご期待、である。

■作家紹介■

  • 鷹野隆大(たかの りゅうだい)
  • 1963年福井県生まれ。1987年に早稲田大学政治経済学部卒業。
  • 1994年より作品を発表し、2006年写真集『IN MY ROOM』にて第31回木村伊兵衛写真賞受賞。

2000年にはツァイト・フォト・サロンにて「ヨコたわるラフ」展、2005年には「Common Sense」展、2006年はナディッフにて「In My Room」展、木村伊兵衛写真賞受賞後初の新作展は、ツァイト・フォト・サロンにて「男の乗り方」展を開催し、2000年 にはグループ展、東京都写真美術館などで「手探りのキッス 日本の現代写真」、2004年には群馬県立近代美術館で「日常の変貌」のほか、海外でも多数展覧会を開催している。2007年4月からは、インターネットギャラリーの@ギャラリータグボートにて「月間たかのカメラ」と題し、毎月エッセイとともに新作を発表し続けている。