本日、ラムフロム・ザ・コンセプトストア（lammfromm The Concept Store）の公式サイトがリニューアルしました！ 今までよりもすっきり見やすく、使いやすくなるようがんばって作ってみました。皆様に気に入ってもらえると嬉しいです。スタッフ一同、これからも皆様に愛され続けるラムフロムでいられるようがんばってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
ラムフロム・ザ・コンセプトストアとは
さて、記念すべきリアルストアの初トピックスは、初心に戻った気持で『ラムフロムのお店紹介』をします☆
ラムフロム・ザ・コンセプトストアの正式名称は、『lammfromm The Concept Store』です。「lammfrommってどういう意味ですか？」とよく聞かれるのですが、lammfrommとはドイツ語で、『聖なる子羊』という意味です。ただの『子羊』ではなく、『聖なる』とついているところが、ちょっとオシャレな感じです。そしてもう一つ聞かれるのが、「でもThe Concept Storeの部分は英語ですよね？」というご質問ですが、それに関してはどうか、聞かれたスタッフがその時に浮かべる表情をなま暖かく見守って頂ければと・・・スタッフを代表してお願い出来ればと思っております。ハイ。
そしてラムフロムがどのようなお店かというと、
ラムフロム・ザ・コンセプトストア（lammfromm The Concept Store）は、現代アートとデザインをテーマにしたセレクトショップです。東京の渋谷区上原にあるリアル ショップとオンラインショップでは、既存の形態にとらわれない新しいスタイルを目指し、アートやデザインをキーワードに、奈良美智や村上隆、草間彌生など 多くのアーティストのオリジナルグッズ及びセレクト商品を販売しています。
ラムフロム・ザ・コンセプトストアの紹介ページより引用
というお店です。
ラムフロムのこだわり
ラムフロムのお店についてもう少し具体的に知りたいというあなたは、ラムフロム・ザ・コンセプトストア紹介ページをご覧頂くとして、最近アートグッズやデザイナーズグッズを扱っているお店は増えて来ていますが、ラムフロムが他のお店と違うところ・・・それは、「何処よりも現代アート＆デザインに特化したお店である」ことと、「オリジナルプロダクツの制作は、必ずアーティストやデザイナー本人も参加していること」です。
特にプロダクツ、つまりグッズですが、制作に関しての拘りは強く、アーティストの、自らの作品に対する愛情をもっとも大切にし、彼らの拘りを最大限実現出来るように努めている為、場合によっては、完成するまでに数年かかるものもあります。
また、オリジナルでないアートグッズやデザイナーズグッズも、セレクトショップの名に恥じぬ様、「これぞまさにアートなグッズ。これこそアートプロダクツですよ！」というものを、日々探して日本や海外から仕入れております。レアものが多いのもそれが理由です。
そしてラムフロムは、こういった拘りある商品を、アート好きのあなたは勿論のこと、アートにあまり詳しくはないけれども、可愛いモノ、オシャレなモノ、センスがあるモノに敏感なあなたにも興味を持って頂きたく、そして実際に楽しんで頂きたく、がんばっているお店なのであります。
現代アートグッズとは
「アートは敷居が高い」とよく言われますが、今は、「好きなアーティストの作品を眺めるだけ」という時代ではありません。現代アーティストたちの多くは今、出来るだけ多くの人にアートを知ってもらい、それらに触れてもらいたいと願い、その為に、限られた人にしか手に入れられない作品とは別に、別の形でアートというものを提供したいと考えています。それは、例えば本人たちのトークショーやワークショップであったり、自らイベントを企画して開催したりと、方法は様々ですが、その中のひとつにアートグッズというものがあるわけです。
つまり、現代アートグッズは確かに作品ではありませんが、アートをより多くの人に知ってもらいたいというアーティスト自身が関わって作られたものであれば、それもまたある一つの「本物」なのだと私は考えます。作品がアーティスト自身の一部だとすれば、グッズはアーティストの心の一部です。つまりアートグッズとは、多くの人にアートを知ってもらいたいというアーティストの気持ちが込められたモノで、その価値とは、そのグッズがあなたの手に届いた時、あなた自身によって生みだされるもの・・・そういうものではないかと、そうあるべきものではないかと考えます。
そして、そう考えてみるとちょっと、親近感が沸いてきませんか？ 現代アートや、現代アーティストに。そして、現代アートグッズたちに。
ちょっと、かっこいいこと言い過ぎましたかね（笑）
何はともあれ、お店に遊びに来てね☆
ラムフロムが、他とはちょっと違う、現代アーティストグッズ（とデザイナーズグッズ）とあなたの間をつなぐ、架け橋的なお店であることは、伝わりましたでしょうか（後半部分はお店ではなくアートグッズの語りになってしまいましたが）。興味を持って下さいましたら、是非お店に遊びに来て頂けると、スタッフ一同小躍りしてお客様お迎え・・・は出来ませんが（上司に怒られるので）、楽しみに、お客様のお越しをお待ちしております。
年中無休で（たまに臨時でお休みを頂きますが）。
今後も定期的に（もしかすると不定期に）、リアルストアについてのお話や、リアルストア限定グッズのご紹介、スタッフの独り言等、さまざまなトピックスをゆる〜く載せて行きますので、楽しみにしていて下さい☆
村上自身がデザインしたこの腕時計は、ステンレスと赤いスケルトンを使ったベルトや赤い本体に、オリジナルキャラ「Mr. DOB」の目玉や顔のモティーフを大胆にあしらったインパクトある風貌。円盤の秒針にも目がプリントされ、さらに裏盤には、特別に描き下ろされたDOB君のドローイングが刻印されて豪華極まりない。時計を入れるパッケージも、ツルっとした質感が村上らしい、彫刻さながらの仕上がりである。999本限定のこの時計は、早々にソールドアウト。ライフスタイルとアートを新たに接合した殿堂入りの逸品として、今も鮮明に記憶されている。
さて、この時計にはユニークなアートの逸話がある。ファッション・ブランド、X-Large（エクストラ・ラージ）の創設者が村上ファンだったことが縁で日米のX-Largeショップに置かれることになった「HIROPON」だが、初めて披露された場所は、X-LargeがLAに構えていたアート・ギャラリー、George'sだった。その時に開催されていたのが、村上隆キュレーションによる若手アーティスト展「HIROPON SHOW」。これは村上が推す若手やボーメ、町野変丸ら、日本のオタク・アートの系譜を強烈にアメリカに印象づけた、後にスーパーフラット展へと連なる記念すべき企画だ。当時UCLAに短期の客員教員として招聘されていた村上が、同じく招かれた奈良美智と同じアパート住まいをしていたという有名なエピソードもこの時期のこと。すなわち、村上隆、INDEPENDENT、X-Largeのトリプル・ネームが揃った「HIROPON」は、カリスマがカリスマになる前夜のパワーが濃密に刻印された、伝説の品であることは間違いない。