展覧会のご案内:作品集刊行記念『河井美咲 えんぴつ体操〜coconuts travel』

作品集刊行記念『河井美咲 えんぴつ体操〜coconuts travel』

ギャラリー・アット・ラムフロム(GALLERY at lammromm)より、展覧会のお知らせです。2011年2月 24日(木)〜3月 23日(水)まで、ニューヨークを拠点に活躍する河井美咲(かわい・みさき)の個展“作品集刊行記念『河井美咲 えんぴつ体操〜coconuts travel』”を開催いたします。

 

日本のアンダーグラウンドコミックにみられる「へたうま」美学や、100円ショップなどの安価なグッズの奇妙なデザインに影響を受けた河井美咲は、友人や知人、またはアイドルなど、周りに存在する人々をキャラクターに、宇宙ステーションや飛行機、カーレーシングといった世界をダイナミックな立体作品につくることで知られています。またその影響は、明るい色で描かれた、笑っている木やストロベリー、動物たちの絵にも見られます。

このたび、河井美咲の初ドローイング作品集「えんぴつ体操」がSchtucco/edition.nord社より刊行されました。本展覧会では、“作品集刊行記念『河井美咲 えんぴつ体操.extra』”と題して、作品集に収録されている鉛筆ドローイング作品を展示いたします。新たな作品集の出版に向けて、毎日1点以上の絵を書き続けてきた河井美咲の鉛筆ドローイング作品をこの機会に是非ご高覧下さい。

併せて、ドローイング作品集『えんぴつ体操』を販売いたします。この作品集は厚さ55mm、1000ページを越える本に500枚の描きおろしドローイングが収録されています。また、作品集は表紙違いで8種あり、それらの表紙はポストカードになっています。

また本展の同時企画として、2月5日(土)から3月12日(土)までTAKE NINAGAWA(麻布十番)にて、『河井美咲 えんぴつ体操』を開催中です。新作ドローイング集より抜粋された120点のドローイングや複数の色鉛筆でギャラリー内の壁を取り囲むように捕かれた壁画、アニメーションを活用した新しいマルチメディアの彫刻作品を使ってのインスタレーションが施されます。

河井美咲は、今年の9月10日から11月6日まで、スウェーデンのMalmoKonsthall美術館での個展が控えており、同時期にスウェーデンのマルメ市にあるGalleri Loyalギャラリーでも個展が開催されるなど、日本国内外でもその活躍に期待が高まっているアーティストです。つきましては、ぜひ多くの皆様にご鑑賞いただきたく、ご取材・ご紹介などのご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

展覧会インフォメーション

●●●GALLERY at lammfromm展覧会●●●
展覧会名:GALLERY at lammfromm展覧会 作品集刊行記念『河井美咲 えんぴつ体操〜coconuts travel』
内容:河井美咲作品集刊行記念のドローイング作品展
会期:2011年2月24日(木)3月23日(水)
会場:GALLERY at lammfromm / lammfromm The Concept S
〒151-0064東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F地図
TEL&FAX:03-5454-0450
定休日:なし
ラムフロム公式サイト:https://www.lammfromm.jp
協力:TAKE NINAGAWA

河井美咲 プロフィール

  • 1978年大阪生まれ
  • 1999年京都芸術短期大学卒業

トルコ、ネパール、タイなど世界中を旅し、2000年よりニューヨークに滞在。ニューヨークを拠点に制作活動を行う。パッチワークやブリコラージュを反映した巨大な立体作品やペインティングで知られる。人形劇のセットや衣装を手がける母親、建築エンジニアで、趣味で絵を描いていた父親のもと、特有の文化を確立する大阪で生まれ育ち、日本のアンダーグラウンド・コミックにみられる「へたうま」をルーツとして制作。中国やメキシコ、インドなどで見られる海賊版商品が持つ「ニセ」の創造性を信じ、既成概念にとらわれない自由で堂々とした発想を好んで、蚤の市や 100円ショップの外国製の安い商品やがらくたを組み合わせた大規模な立体作品を制作し、注目を集める。現在はニューヨークを拠点に制作活動を行う。

主な個展

  • 2010年 「Project N 43」東京オペラシティアートギャラリー(東京)
  • 2009年 「Homeland 2020」Take Ninagawa(東京)、「おいしい人気者」GALLERY at lammfromm(東京)
  • 2008年 「Outdoor Club」Paul Bright(トロント)
  • 2007年 「Momentum 7」Institute of Contemporary Art(ボストン)
  • 2006年 「Move East」Clementine Gallery(ニューヨーク)

主なグループ展

  • 2009年 「I BELIEVE—日本の現代美術 」富山県立近代美術館(富山)
  • 2008年 「Mail Order Monsters」Max Wigram’s Project(ロンドン)
  • 2007年 「Making a Home: Japanese Contemporary Artists in New York」Japan Society(ニューヨーク)
  • 2006年 「ボロボロドロドロ」ワタリウム美術館(東京)
  • 2005年 「Tiger Trip」Galleri Loyal(ストックホルム)
  • 2004年 「Kuru Kuru Jet」Jack Hanley Gallery(ニューヨーク)
  • 2003年 「Octopus Pier」P.S.1MoMA(ニューヨーク)
  • 2002年 「Air Show」Kenny Schachter contemporary(ニューヨーク)

新商品:奈良美智+杉戸洋 共同制作版画作品『Untitled,2004』

ギャラリー・アット・ラムフロム(GALLERY at lammfromm )より、新商品のお知らせです。奈良美智+杉戸洋の共同制作版画作品『Untitled,2004』がラムフロムのオンラインギャラリーに登場です。

 

奈良美智+杉戸洋 共同制作版画作品『Untitled,2004』現代アーティストの奈良美智と杉戸洋の二人展『OVER THE RAINBOW』で制作されたユニークな版画作品『Untitled,2004』は、柔らかな色彩のグラデーションを背景に、ほのぼのとした作風の犬と犬小屋が愛らしく目を引く作品です。

実はこの奈良美智+杉戸洋の版画作品、カラーリトグラフを使って1枚づつ刷った絵柄の上に、奈良美智と杉戸洋の2人がそれぞれ実際に手を加えた、しかも1点1点異なった仕上がりの版画作品なのです。つまり、全く同じものは1つとしてない、世界にオンリーワンの版画作品のうちの1つということです。勿論、直筆サインも入っております。

版画のサイズは縦25.5cm x 横21cmと、どのようなお部屋でも場所を取らず気軽に飾れるサイズとなっています。

さらにこの作品をご購入頂いた方には、カタログ表紙の裏面に版画が封入された奈良美智+杉戸洋『OVER THE RAINBOW』展のカタログ(コレクターズエディション)をプレゼント致します。こちらも作品同様、今では入手困難の大変貴重な展覧会図録ですから、ファンにとってはまさにお宝アイテムといえるでしょう。

ビッグアーティスト2人の夢のコラボ作品を手に入れる貴重なチャンスを、どうぞお見逃し無く☆

 

奈良美智+杉戸洋 共同制作版画作品『Untitled,2004』は、GALLERY at lammfromm Online(ギャラリー・アット・ラムフロム)にてお買い求め頂けます。作品を実際にご覧になりたい場合は、お問い合わせフォームまたはラムフロムまでお電話にて直接お問い合わせ下さい。

世界中の美術館と名画を楽しめる「Art Project powered by Google 」が始まりましたよ。

ギャラリー・アット・ラムフロム(GALLERY at lammfromm)より、本日は、ネットで見つけた耳寄りのアートな情報をちょこっとご紹介します♪

 

世界の美術館と名画が楽しめる画期的なプロジェクト始動!

11月の後半に、グーグルがガゴシアン・ギャラリー(Gagosian Gallery)とタッグを組んで、美術作品をネットで見つけて共有するサイト「Art.sy」を買ったのだか出資したのだかで、アートマーケットに本格進出してきたらしいという話しをちょこっと書きましたが、グーグルはそれだけではもの足りず?今度はかの有名なザ・ナショナル・ギャラリー(The National Gallery) と組んで壮大なプロジェクトを開始しました。その名も「Art Project powered by Google」。

このプロジェクトは、世界17の美術館の、385以上の部屋の内部をトロリー(グーグルストリートヴュー撮影車の室内版みたいなものかと)という新たな車両を導入して360度撮影し、あたかも美術館内を実際に歩いているかのごとく美術品(その数1000点以上!)を鑑賞出来るという、ものすごいプロジェクトです。準備には1年半掛かったんだそうですが、規模を考えたら、たった1年半です。すごすぎです。

特に凄いと思ったのは、各美術館の所蔵品から1作品を選び出し超高解像度で撮影、ユーザーはそれをななんと70億ピクセルというとんでもない画像で鑑賞することが出来ること。まだちょっとしか見てませんが、確かに素晴らしくキレイです。が、重すぎて見れない環境もかなりありそうな・・・でも、これまで見ることが困難だった作品の細部もばっちり見えるそうですよ。

要するにアート版Youtube?

このArt Project サイトにはまた、「Create an Artwork Collection」というユーザーレヴュー保存機能もついていて、作品にコメントをつけたり作品を他ユーザーと共有出来たりするそうです。要するにこのサイトは「アート版Youtube」といったところでしょうか。

現在見ることが出来る美術館だけでも、The Metropolitan Museum of Art、MoMA in New York、The State Hermitage Museum in St. Petersburg、Tate Britain、The National Gallery in London、Museo Reina Sofia in Madrid、the Uffizi Gallery in Florence、Van Gogh Museum in Amsterdamなどなど、そうそうたる美術館が揃っておりますが(グーグル公式ブログより)、グーグルは今後更に多くの美術館と作品の追加を予定しているそうです。

 

Art Projectのサイトは、使い慣れるのにちょっと時間がかかりそうですが、下記のような動画も用意されているので、最初に見ておくと良さそうです(英語ですが、ツールの使い方は映像だけでも結構分るかと)。

ということで、興味のある方は是非今すぐArt Projectを訪れてみて下さいね☆

 

Art Project – Visitor Guide

 

Behind the Scenes

新商品:喜多村みか+渡邊有紀『TWO SIGHTS PAST』シリーズ

ギャラリー・アット・ラムフロム・オンライン(GALLERY at lammfromm Online)より、新しい作品のお知らせです。

新商品:喜多村みか+渡邊有紀『TWO SIGHTS PAST』ギャラリー・アット・ラムフロム(GALLERY at lammromm)で2011年1月7日(金)より好評開催中の喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』にて展示中の作品が、ギャラリー・アット・ラムフロムのネット通販でお買い求め頂けるようになりました。

今回の作品は、『TWO SIGHTS PAST in Hungary #1(右写真上)』と『TWO SIGHTS PAST in Hungary #2(右写真下)』、『TWO SIGHTS PAST in Hungary #3』の3作品で、どれも2人が滞在したハンガリーで撮影した作品です。また、作品は全て額装してお届けいたしますので、届いたその場でお部屋に飾ることが出来ます。

2006年にキャノン写真新世紀優秀賞を受賞している期待の若手アーティスト、喜多村みかと渡邊有紀の作品を、この機会に是非お求め下さい。

 

喜多村みか+渡邊有紀『TWO SIGHTS PAST』シリーズは、GALLERY at lammfromm Onlineにてお買い求め頂けます。

※作品を実際にご覧になりたい場合は、お問い合わせフォームよりご連絡頂くか、ラムフロムまでお電話にてご連絡下さい。

喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』スタート!

ギャラリー・アット・ラムフロム(GALLERY at lammromm)にて、2011年1月7日(金)より、喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』 がスタートしました!

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』

長く時間を一緒に過ごし、互いのリズムや間の置き方を理解し、また撮る側撮られる側としての意識を持つ喜多村みか+渡邊有紀。そんな2人の客観性と主観性が折り混ぜられた「時間」を写し出したという作品たち。そんな作品を通して、2人の時間を共有して見ませんか?

本日は、展覧会当日にラムフロムスタッフが撮影した写真と動画をご紹介します☆

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』

↑ 互いが被写体であり、撮影者。その関係はとても濃密なはずなのに、私には何故かそんな印象が全く感じられないんです。

 

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』

↑ 客観性と主観性の境界線が見えません。その上、それ以外の何かが浮かんで見えます。何かとは、うまく言えないのですが。

 

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』← 喜多村みかさんです。渡邊有紀さんに許可無く?被写体になってもらっちゃいました?(ウソです)。

 

 

 

 

 

↓ 以下、お二人からの熱いメッセージです。

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』

↑ どうぞ皆様、

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』

↑ 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』を、

GALLERY at lammfromm 喜多村みか+渡邊有紀展覧会『TWO SIGHTS PAST』

↑ 見に来てシルブプレ〜〜♪ と、お二人が言ったかどうかは分りませんが、ほんとに是非見に来て下さいませ〜♪

 

そして最後に、照れて何もしゃべれないでいるところが可愛らしい、喜多村みかさんと渡邊有紀さんお2人をYoutube動画でお楽しみ下さい☆

 

ラムフロムのリアルストア限定Photo Book『TWO SIGHTS PAST in Hungary(¥3,675/税込み)』もよろしくです!

展覧会インフォメーション

●●●GALLERY at lammfromm展覧会●●●
展覧会名:喜多村みか 渡邊有紀 「TWO SIGHTS PAST」
内容:フォトグラファーの喜多村みかと渡邊有紀による写真展
会期:2011年1月7日(金)2月21日(月)
会場:GALLERY at lammfromm / lammfromm The Concept S
〒151-0064東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F地図
TEL&FAX:03-5454-0450
定休日:なし
ラムフロム公式サイト:https://www.lammfromm.jp
お問い合わせ先:Bambinart Gallery
担当:米山 馨/長瀬 恵
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 B107
TEL:03-6240-1973/FAX:03-6240-1976/email:info@bambinart.jp