top of page

※こちらで紹介している商品は、記事のアップ時点で既に欠品・または販売終了の可能性がございます。また商品の価格は予告なしに変更になる場合がございます。

商品在庫につきましては、お電話にて直接店舗にお問合せください。

【美術家】草間彌生(くさまやよい/Yayoi Kusama)プロフィール・関連情報

  • 2010年10月1日
  • 読了時間: 10分

更新日:5月23日

草間彌生 展覧会より
草間彌生 かぼちゃ作品(六本木アートナイト)

【目次】



◎草間彌生xラムフロム プロダクツ紹介はこちらから>>



1.草間彌生について


日本の現代アート界を代表する前衛芸術家、小説家である草間彌生(くさまやよい)は、1929年に長野県松本市に生まれました。若干16歳にして第一回全信州美術展覧会(現在の長野県美術展覧会)に入選後、日本画家を目指し学び始めますが、旧弊な日本画壇を嫌い、一度は実家に戻るものの、1952年に地元で開いた個展に偶然立ち寄った精神科医、西丸四方氏との出会いをきっかけに、人生の転機が訪れます。


1957年に渡米すると、翌1958年からニューヨークを拠点に作家活動を開始。鏡や電飾を使用した環境彫刻やソフトスカルプチャーといった立体作品に留まらず、ボディペインティングやファッションショーを通しての反戦運動など、「ハプニング」と称した多数のパフォーマンスも精力的に行い、いつしか「前衛の女王」と呼ばれるようになります。


1968年には自作自演映画『草間の自己消滅』が数々の映画賞を受賞し、世界的にも認められた現代アーティストとなりますが、パートナーであった「箱のアーティスト」として知られるジョゼフ・コーネルが1972年に亡くなったことや体調悪化をきっかけに、1973年に帰国します。以降は活動拠点を日本に置き、『マンハッタン自殺未遂常習犯』や『クリストファー男娼窟』などの小説を発表したことで、暫く小説家としての才能に注目が集まっていましたが、1993年、ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加をしたことで、再び現代アーティストとしての草間彌生が世界的に再評価され始めます。2000年に第50回芸術選奨文部大臣賞を受賞して以降、2016年には文化勲章を受章するなど、日本国内外で数々の名誉ある賞を受賞。2017年には東京・新宿に「草間彌生美術館」が開館しました。90代半ばを迎えた今なお作品を精力的に作り続け、香港の「M+」など世界各地で大規模な展覧会を開催しています。


最近ではランコムやPORTER、KDDIとのコラボレーショングッズや携帯電話のデザインだけでなく、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)との二度にわたる大規模なコラボレーション(2012年、2023年)も大きな話題となり、アート好き以外の人たちの間でも絶大な人気を博しています。



2.草間彌生作品について


草間彌生は幼少期より、幻覚や幻聴に襲われる統合失調症を病み、しかしその苦しみから逃れる為に描き始めたという、水玉や網模様をモチーフにした絵が、初期の作品から現在に至る作品まで、あらゆる草間作品の原点となっています。草間彌生を知らないという人でも、黒い水玉模様の黄色いカボチャの立体作品や、赤い水玉模様のソフトスカルプチャーを見たことがあるという人は多いのではないでしょうか。


草間彌生作品には他にも、1994年の作品『黄樹(Yellow Trees)』や、2000年の作品『Infinity Dots CR』など数多くの作品があり、それらはラムフロムのオリジナルポストカードにもなっていますが、一度見たら最後、それは見た者の網膜に焼き付き、その脳裏に深く刻まれてしまうという、その体験はまさに彼女が幼少期より逃れたくても逃れられないでいる幻覚や幻聴を追体験しているような、そんなとても強烈な印象を見る者に与えます。


一方で、2004年に森美術館で開催された草間彌生展覧会『クサマトリックス』展で発表された、草間彌生自身が少女時代に憧れた理想の女の子たちを描いたという作品『ハーイ、コンニチワ!』や、2010年4月に青森県十和田市で行われた、草間彌生の大規模屋外インスタレーション『愛はとこしえ 十和田でうたう』にて発表された犬の作品『RING-RING(リンリン)』や『TOKO-TON(トコトン)』といった、かわいらしいポップな作品もあり、見る者に楽しさを与えてくれます。


さらに近年では、2009年から取り組み始めた大型の絵画シリーズ『わが永遠の魂』や、2021年から続く新たなシリーズ『毎日愛について祈っている』など、尽きることのない創造のエネルギーで新たな表現を生み出し続けています。


日本を代表する現代美術家の巨匠、草間彌生の作品に興味のある方は、是非一度、草間彌生展覧会や草間彌生美術館などへ足を運び、あの幻想的で圧倒的な草間彌生ワールドを直に体感してみて下さい。


◎主な草間彌生作品常設展示場所

日本国内(パブリックアート含む)

 ・十和田市現代美術館(青森県十和田市):パブリックアート『愛はとこしえ 十和田でうたう』(かぼちゃ、少女、キノコ、犬などの彫刻群) 

・松代駅前 / 越後妻有エリア(新潟県十日町市):パブリックアート『花咲ける妻有(Tsumari in Bloom)』 ・草間彌生美術館(東京都新宿区):草間作品専門の美術館。版画『愛はとこしえ』シリーズの一部などを常設展示 

・松本市美術館(長野県松本市):野外彫刻『幻の華(The Visionary Flowers)』など 

・クレマチスの丘(静岡県長泉町):野外彫刻『明日咲く花』 

・ベネッセ・アイランド直島文化村 / 宮浦港(香川県直島町):野外彫刻『南瓜(Pumpkin)』、『赤かぼちゃ(Red Pumpkin)』 

・福岡美術館 / 福岡健康センター(福岡県福岡市):野外彫刻 

・霧島アートの森(鹿児島県湧水町):野外彫刻『シャングリラの華』、中庭に『赤い靴』


海外 (パブリックアート含む)

平和公園(韓国・安養市):パブリックアート『Hello, Anyang with Love』 

・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(オランダ・ロッテルダム):エントランスエリアに『Infinity Mirror Room – Phalli's Field』を常設展示 

・ナンシー美術館(フランス・ナンシー):『インフィニティ・ミラールーム・ホタル・オンウォーター』 

・TGVリール駅前(フランス・リール):パブリックアート『Tulipes de Shangri-La』 

・オリエンテ駅(ポルトガル・リスボン):地下鉄通路の壁画 

・ビバリー・ガーデンズ・パーク(アメリカ・ロサンゼルス):パブリックアート『The Hymn of Life: Tulips』

◎主な草間彌生作品所蔵美術館

日本(代表的な施設)

  • 東京国立近代美術館(東京都)

  • 東京都現代美術館(東京都):『死の海を行く』など

  • 草間彌生美術館(東京都)

  • 松本市美術館(長野県):『幻の華』など多数のコレクションを所蔵

  • 十和田市現代美術館(青森県):『愛はとこしえ 十和田でうたう』

  • ハラ ミュージアム アーク(現:原美術館ARC)(群馬県):『ミラールーム(かぼちゃ)』など

  • 国立国際美術館(大阪府):『銀色の希死』など

  • 福岡市美術館(福岡県):絵画や彫刻など30点以上の作品を所蔵

  • 霧島アートの森(鹿児島県):『シャングリラの華』『赤い靴』など

  • 直島(香川県):『赤かぼちゃ』『南瓜』など


北米(アメリカ・カナダ)

  • ニューヨーク近代美術館(MoMA)(アメリカ・ニューヨーク)

  • ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)(アメリカ・ロサンゼルス)

  • ザ・ブロード(アメリカ・ロサンゼルス):『The Souls of Millions of Light Years Away』

  • ウォーカー・アート・センター(アメリカ・ミネアポリス)

  • フェニックス美術館(アメリカ・アリゾナ州):『You Who Are Getting Obliterated in the Dancing Swarm of Fireflies』

  • ユタ美術館(アメリカ・ソルトレイクシティ)

  • マットレス・ファクトリー(アメリカ・ピッツバーグ):『Infinity Dots Mirrored Room』

  • ボストン現代美術館(ICA Boston)(アメリカ・ボストン):『Love is Calling』

  • ノースカロライナ美術館(アメリカ・ローリー):『Light of Life』

  • ヒューストン美術館(アメリカ・テキサス州):『Aftermath of Obliteration of Eternity』

  • AGO美術館(カナダ・トロント):『Infinity Mirror Room – Let's Survive Forever』


ヨーロッパ

  • テート・モダン(イギリス・ロンドン)

  • ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)

  • ナンシー美術館(フランス・ナンシー):『インフィニティ・ミラールーム・ホタル・オンウォーター』

  • アムステルダム市立美術館(オランダ・アムステルダム)

  • ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(オランダ・ロッテルダム):『Phalli's Field』

  • ルイジアナ近代美術館(デンマーク・フムレベック):『Gleaming Lights of the Souls』

  • ヘニー・オンスタッド・アートセンター(ノルウェー・オスロ):『Hymn of Life』


アジア・オセアニア

  • M+(香港):コレクションとして多数収蔵

  • ボンデ博物館(韓国・済州島):『Infinity Dots Mirrored Room』

  • Museum MACAN(インドネシア・ジャカルタ):『Brilliance of the Souls』

  • クイーンズランド美術館(オーストラリア・ブリスベン):『The Obliteration Room』

  • オーストラリア国立美術館(オーストラリア・キャンベラ):『The Spirits of the Pumpkins Descended into the Heavens』


3.主な経歴・受賞歴・展覧会歴


▼経歴・受賞歴▼

2023年

・ファッションブランド「ルイ・ヴィトン」とのコラボレーション第2弾を展開。

2021年

・新たな絵画シリーズ『毎日愛について祈っている』の制作を開始。

2017年

・東京都名誉都民に選出。

・東京・新宿に「草間彌生美術館」を開館。

2016年

・文化勲章を受章。

・米『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出される。

2009年

・文化功労者に選出。

2006年

・ライフタイム・アチーブメント賞(芸術部門)、旭日小綬章、高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞。

2003年

・フランス芸術文化勲章オフィシエ、長野県知事表彰(学術芸術文化功労)を受賞。

2002年

・紺綬褒章を受章。

2001年

・朝日賞(朝日新聞文化財団)を受賞。

2000年

・第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣表彰を受賞。

1996年

・国際美術評論家連盟 ベストギャラリー賞(1995/96年、1996/97年)を受賞。

1993年

・第45回ベニスビエンナーレに参加。

1989年

・ニューヨーク国際芸術センター、イギリス・オックスフォード美術館にて個展を開催。

1986年

・フランスのカレー市美術館、ドール美術館にて個展を開催。

1983年

・小説『クリストファー男娼窟』で第10回野性時代新人文学賞を受賞。

1973年

・帰国。美術作品の制作・発表を続けながら、小説や詩集も多数発表。

1968年

・映画『草間の自己消滅』(1967年制作)で第4回国際短編映画祭(ベルギー)入賞、アン・アーバー映画祭銀賞、第2回メリーランド映画祭に入賞。

1958年

・渡米。巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻を発表し、帰国するまでニューヨークを拠点に活動。

1949年

・京都市立美術工芸学校を卒業。

1929年

・長野県松本市に生まれる。

▼展覧会歴▼

2026年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama」(ルートヴィヒ美術館)

2025年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama」(バイエラー財団) 

・【海外】個展「One with Eternity: Yayoi Kusama」(バッファローAKG美術館) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Mirrored Room – Brilliance of the Souls」(Museum MACAN) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Mirrored Room – Let's Survive Forever」(AGO美術館)

2024年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama」(ビクトリア国立美術館)

2023年 

・【海外】個展「I Spend Each Day Embracing Flowers」(デビッド・ツヴィルナー) 

・【海外】個展「LOVE IS CALLING」(ペレス美術館) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Mirrored Room – Let's Survive Together」(メモリアル・アート・ギャラリー)

2022年 

・【海外】個展(回顧展)「Yayoi Kusama: 1945 to Now」(M+)

2021年 

・【海外】個展(回顧展)「Yayoi Kusama: A Retrospective」(テルアビブ美術館) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Mirror Rooms」(テート・モダン) 

・【海外】個展「Kusama: Cosmic Nature」(ニューヨーク植物園)

2020年 

・グループ展「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」(森美術館) 

・【海外】個展「One with Eternity: Yayoi Kusama in the Hirshhorn Collection」(ハーシュホーン博物館)

2019年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Everyday I Pray For Love」(デビッド・ツヴィルナー)

2018年 

・個展「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」(松本市美術館) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Mirrors」(クリーブランド美術館、AGO美術館など北米巡回)

2017年 

・個展「草間彌生 わが永遠の魂」(国立新美術館) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Mirrors」(ハーシュホーン博物館を皮切りに北米巡回)

2016年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Sculptures, Paintings & Mirror Rooms」など(ヴィクトリア・ミロ・ギャラリー) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: In Infinity」(ヘルシンキ市立美術館など)

2015年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Infinity Theory」(ガレージ現代美術館)

2014年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Obsessão Infinita」(トミエ・オオタケ研究所などラテンアメリカ巡回)

2013年 

・【海外】個展「Obsesión Infinita」(マルバなど)

2012年 

・【海外】個展(回顧展)「Yayoi Kusama」(テート・モダン、ホイットニー美術館など) 

・個展「草間彌生 永遠の永遠の永遠」(国立国際美術館、松本市美術館など)

2011年 

・【海外】個展(回顧展)「Yayoi Kusama」(ソフィア王妃芸術センター、ポンピドゥー・センター) 

・個展「草間彌生展 Kusama's Body Festival in 60's」(ワタリウム美術館)

2004年 

・個展「クサマトリックス」(森美術館) 

・個展「永遠の現在」(東京国立近代美術館ほか国内巡回)

2000年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama」(ル・コンソルシウムを皮切りに欧州・アジア巡回)

1998年 

・【海外】個展(大回顧展)「Love Forever: Yayoi Kusama 1958-1968」(ロサンゼルス・カウンティ美術館、MoMAなど) 

・個展(大回顧展)「Love Forever: Yayoi Kusama 1958-1968」(東京都現代美術館など)

1993年 

・【海外】個展(第45回ヴェネツィア・ビエンナーレ 日本館)

1989年 

・【海外】個展(回顧展)「Yayoi Kusama: A Retrospective」(ニューヨーク国際芸術センター) 

・【海外】個展「Yayoi Kusama: Soul Burning Flashes」(オックスフォード美術館)

1987年 

・個展「草間彌生展」(北九州市立美術館)

1986年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama」(カレー市美術館、ドール美術館)

1966年 

・【海外】展示『ナルシスの庭』(第33回ヴェネツィア・ビエンナーレ 会場外)

1959年 

・【海外】個展(ブラタ・ギャラリー)

1957年 

・【海外】個展「Yayoi Kusama」(ゾーイ・ダザンヌ・ギャラリー)

1954年 

・個展(白木屋百貨店、タケミヤ画廊など)

1952年 

・個展(松本市公民館)



  • Instagram
  • X
  • スレッド
  • Facebook

ラムフロム渋谷店

(無休/10:00〜21:00)

ラムフロム・オンラインストア

(月〜金/10:00〜18:00)

メディア等その他お問合わせ

本社:ワーカホリックス(株)

©LAMMFROMM All Rights Reserved.
Powered and secured by Wix

bottom of page