官能的で美しい、ロバート・メイプルソープの花

7月12日に、パティ・スミス(Patti Smith)の18曲収録のベスト盤『アウトサイド・ソサイエティ(Outside Society)』がリリースされる事が発表されました! 各曲に、パティ・スミスによる解説が付いているそうです。

「クイーン・オブ・パンク」と称されるシンガー・ソングライター、パティ・スミス。9月12日の発売が楽しみなラムフロムスタッフの岩村です。

ラムフロムでは、パティ・スミスのソウルメイトと言われるアメリカの写真家、ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)のフォトリトグラフを取り扱っています。

濃密で官能的な彼の人生がそのまま凝縮されたようなロバート・メイプルソープ作品

1975年に発売された彼女のオリジナルアルバム「Horses(ホーセス)」。そのCDジャケットを飾った、パティ・スミスのポートレートは、写真家ロバート・メイプルソープが撮影した作品なんですよ。ユニセックスな雰囲気のパティ・スミスがモノクロのベールに包まれている、とても素敵な作品です。

友人宅の洗面台の棚に「Horses(ホーセス)」が飾ってあって、何て素敵な写真なんだろう!と一目惚れし、友人にこのCD貸して!と頼んだ事があります。メイプルソープが撮影したと知り、さすがメイプルソープ!!!!と一人でテンション上がりました(笑)

ロバート・メープルソープ作品『Phalanopsis Amabyllis』1989年3月に、HIVにより43歳という若さで死亡したロバート・メイプルソープ。1946年にニューヨークに生まれ、ブルックリンのプラット・インスティテュート在学中に、パティ・スミスと知り合い共同生活を開始しました。後にゲイである事を公表したロバート・メイプルソープですが、パティ・スミスとの出会いは人生に多大な影響を与えました。

ロバート・メイプルソープは主に、FLOWER、PORTRAIT、NUDE、SEX、この4つのテーマで作品を制作しています。初期から亡くなるまで一貫して情熱的に、被写体と構図の中にバランスと完璧さを追い求めました。ブロンズ像のような黒人のヌード写真、構図の中で黒人と白人を並べ対比するかのような写真、極度に美しいその作品群は、痛いほどにロバート・メイプルソープの美意識を感じます。

ロバート・メープルソープ作品『Cyprieedium』ラムフロムで販売しているロバート・メイプルソープのフォトリトグラフは、ライフワーク的に撮り続けた花の写真作品の中から、1980年代に撮影された作品です。絶頂期から死の匂いを放つ宿命を持つ花の形態に官能的なエロスを見い出し、それを最大限に引き出しています。

花ってこんなに官能的だったっけ…思わずそう思ってしまいます。官能的と一口にいっても、生々しいものだったり、卑猥なものだったりあります。ロバート・メイプルソープが作品で表現する官能的というのは、他を圧倒する美しさと誇らしさ。部屋に飾り、日常的に堪能したくなる美しさなのです。

各2500部しか制作されていないロバート・メイプルソープのフォトリトグラフが、ここラムフロムで手に入ります。黒いフレーム付きなので、お届け後すぐに飾る事が出来ますよ。壁に飾るのもいいですが、床に直置きしたらカッコイイと思います。

そんなの、ちょっと贅沢すぎますか?(笑)

 

ロバート・メイプルソープのフォトリトグラフは、ギャラリー・アット・ラムフロム・オンラインの以下のページにてご覧頂けます。

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