鷹野隆大個展『モノクロ写真』のお知らせ

1月も半分が過ぎ、いよいよ本格的に2012年がスタートしたって感じの今日月曜日ですが、皆さんもう、エンジン全開で仕事またはお勉強をされていますか? わたくしは、エンジンかけようとしたちょうどその時「今年のあなたは大殺界まっただ中の人です」という占いを目にしてしまい、エンジンかける気を一気になくしてしまった、中の中の人@lammfrommです。「何をやっても駄目な八方ふさがりの年です」って、そこまで言いますかー!?(涙)

でも何故か仕事だけはちょっぴり運が良いらしいので、ということでちょっぴりがんばってですね、本日は、鷹野隆大個展開催のお知らせをメインにお届け致します。

鷹野隆大個展『モノクロ写真』

GALLERY at lammfromm 鷹野隆大個展『男の乗り方(2009)』

2012年1月17日(火)から2月29日(水)の期間、新宿にある「Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku」にて、鷹野隆大個展『モノクロ写真』が開催されます。

鷹野氏は、今回の個展が何故モノクロ写真でなければなからかったのかというその理由について、2011年が自身にとって「長く困惑した時間」の年だったからと、展覧会告知上ののArtsit Statementで語っています。長く困惑した時間・・・それは、鷹野氏のみならず、恐らく、日本に住む全ての人々にとってもそうだったと思います。ただ、日々自身の感情や感覚と向き合い、自問自答を繰り返し、その答えを自らの作品制作の原動力としているアーティストたちにとって、その「長く困惑した時間」というのは、アーティストではない者が感じた以上の重さを伴って、彼らにのしかかっていたのであろうと考えます。それでも、彼らはアーティストである限り作品を作り続けなければならず、その苦悩から生まれたのが、今回展覧会で展示される作品たちです。

ちなみに、YUMIKO CHIBA ASSOCIATESの公式サイトの展覧会告知ページに今回展示される作品のうちの1作品が掲載されているのですが、その作品『title undecided』を見ていると、去年の3.11以降、自分の心の中にあった、何か得体の知れないトゲのようなものが一体何であったのかが、少しだけ分った気がしました。鷹野隆大ファンの方には勿論、写真ファン、アートファンの方には是非見に行って頂きたい展覧会です。

鷹野隆大個展『モノクロ写真』の初日の17日にはオープニングが、1月21日(土)には鷹野隆大と新城郁夫(琉球大学教授)によるトークイベントが開催されるそうなので、お時間がある方は是非足を運んで下さい(詳細は以下の告知ページでご確認下さい)。

ラムフロムで販売中の鷹野隆大アートグッズ

鷹野隆大アートグッズ「ぱらぱらクッション」

ラムフロムでは現在、アーティストユニット「ザ・ビークル」とコラボレートした、鷹野隆大クッションシリーズ「ぱらぱらクッション」を好評販売中です。セクシュアリティをテーマに他者との関係性を問い直す彼のモノクロヌード写真作品が裏表に全面プリントされたクッションは、展覧会や写真集で見る鷹野作品とはまた違った形で彼の作品鑑賞を楽しめるアイテムとして人気を得ています。

他では手に入らない、ラムフロムオリジナルの鷹野隆大「ぱらぱらクッション」シリーズは、ラムフロム・ザ・コンセプトストアのオンラインストアおよび、渋谷のリアルストアにてお買い求め頂けます。