現代アートファンは勿論のこと、うさぎLoverにもオススメ！ 本日は、先週行って参りました、現在国立新美術館にて開催中のイケムラレイコ展のご紹介です♪
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過去最大規模のイケムラレイコ展です！
東京周辺にお住いのイケムラレイコファンの皆様、現代アートファンの皆様、うさぎLoverの皆様、そしてラムフロム・ウォッチャーの皆様、おはこんばにちは。中の中の人＠ラムフロム、今年こそは「アートな中の中の人」と名乗れるようになりたい、でございます。どういうことかと言いますと、アートグッズ情報は結構発信できていると思うのですが、アート情報はあまり発信出来ていない自らを反省し、今年はアート情報も積極的に書いて行きたい！と、新年の目標的に思っているところでございます。（今のところ）
え〜ということで、本日はですね、今年最初のオススメ展覧会ネタですよ☆ 先週になりますが、現在国立新美術館にて開催中の、現代美術家のイケムラレイコさんのこれまでで最大規模という話題の個展『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』にふらりと行って参りました〜。
イケムラレイコさんは、ドローイングやペインティング、版画に彫刻、インスタレーション、写真などなど、ジャンルを問わず数多くの作品を発表している、現在ドイツのケルンを拠点に活動を行っている現代美術家です。1970年代にスペインに渡り、その後スイスで画家として作家活動を本格的にスタート、現在はドイツを拠点に制作を行っています。
イケムラさんはこれまでヨーロッパで数々の賞を受賞し、作品集も多数出版され（展覧会会場で見られます）、ベルリン芸術大学では大学教授を務めるなど、日本を代表するといいますか、もはやヨーロッパを代表すると言っても良いかもしれない作家さんです。（拠点がドイツですからね） 日本国内でも勿論過去に個展は開かれてまして、ですがわたくし、ヴァンジ彫刻庭園美術館で2006年に開催されたイケムラレイコ展の図録を持っていながら、そして気になっていながら、これまで一度も個展に行ったことがなかったという…。でも今回は絶対「Don’t miss it!」と心に決め、1月18日のスタート数日後、早めに行ったのでした。
1990年代の彫刻作品です。
ということで行って参りましたイケムラレイコ展。今回の個展ではいくつかの部屋で撮影が許可されており、こちらの写真は、入口最初の方の展示室の写真でございます。部屋に入った途端思わず心の中で、（なんか可愛いの沢山並んでる！）と声をあげました。シュール可愛い作品が沢山並んでました☆
190×290cmの巨大キャンバス作品も。
こちらの展示室では、巨大キャンバス（190×290cm）に描かれた作品が、展示室の壁一面をぐるりと囲んでいるように飾られております。写真は左側と奥中央の作品半分だけですが、右側にも大きな作品並んでいます。
うさぎ観音。
こちらは今回特に見てみたかった、全長3.4メートルの『うさぎ観音Ⅱ』です。本当に、観音様を見ているような、優しくも憂いを持った表情にグッときました。
外にもうさぎ観音が。
こちらは『うさぎ観音』シリーズの最初の作品で、写真ではちょっと遠くでお顔のディテールが分からないのですが、『うさぎ観音Ⅱ』とは対照的に、泣いているお顔の観音さまです。『うさぎ観音』シリーズは、実は東日本大震災の後に制作されたもので、被災地へ向けたイケムラさんの思いが込められています。
最後の写真は美術館外に貼ってあったポスターです。個展の詳細についてはこちらをご覧ください。（コラー）
え〜ということで、写真は以上になりますが（少なめでごめんなさい）、『イケムラレイコ 土と星 Our Planet 』展では、200点を超える作品が見らます。これは個人的な感想ですが、素直に可愛いく感じられた作品、油断してたところに突然少女の頃の自分と対峙させられたような気持ちになった作品、まるで森の中に迷い込んだような気持ちになった作品などなど、全体を通してとても詩的でかつ深淵な印象の個展でした。イケムラさんのファンは勿論のこと、現代アート通から入門者の方までオススメの個展です♪ お時間ありましたらぜひ行ってみて下さいね☆
お勧め展覧会『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』＠国立新美術館
- 開催期間：2019年1月18日（金）～4月1日（月） ※毎週火曜日休館
- 開催場所：国立新美術館（六本木）
- 詳細は国立新美術館公式サイトのこちらから！ >>