
本日は、現在NYのグッゲンハイム美術館で大規模回顧展が開催されているロバート・メイプルソープのアートグッズをご紹介します♪
目次
ロバート・メイプルソープ ファンの皆様、写真 Loverの皆様、絵皿コレクターの皆様、秋冬用のインテリアグッズをお探しの皆様、そしてラムフロム・ウォッチャーの皆様、おはこんばにちわ。中の中の@ラムフロム、写真作品はどちらかといえばモノクロが好み、でございます。
え〜さて、本日はですね、現在NYのグッゲンハイム美術館で大規模回顧展『Implicit Tensions: Mapplethorpe Now』の第二期目が開催中のアメリカ人写真家、ロバートメープルソープのレアなインテリアグッズをご紹介したいと思います☆ これからの季節のインテリアアイテムとしてもお勧めですよ♪
ロバート・メイプルソープとは
今年で没後30年となるアメリカ人写真家のロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)は、アメリカを代表する美術学校の一つである「プラット・インスティテュート(Pratt Institute)」で学んだ後、在学中に知り合い恋人となった”70年代のパンクの女王”ことシンガーソングライターで詩人のパティ・スミス(Patti Smith)のポートレイトを発表し注目を集めます。そして、そんな彼の才能に早くから目をつけ支援した(そして恋人にもなった)のが、アートコレクターでキュレーターのサム・ワグスタッフ(Sam Wagstaff)でした。メープルソープとワグスタッフ、パティ・スミスの関係については、ドキュメンタリー映画『メイプルソープとコレクター(2007年)』を見ると分かります。(自分、見てませんが)
メイプルソープは主に「FLOWER」「PORTRAIT」「NUDE」「SEX」の4つのテーマで作品を制作しており、特に黒人の”NUDE”と”SEX”をテーマにした作品は、世界中で高い評価を受ける一方、物議も呼びました。作品についての詳細や考察はここでは省きますが、一言だけ言いますと、個人的にはメープルソープの作品は、たとえどのような被写体であっても、あたかも彫刻のような美しさを内包しているように見え、またそれら被写体は、常に生と死の間の”深い静寂さ”の中に存在しているかのような、そんな印象を彼の写真作品からは感じます。(え? 珍しく真面目に書いてる? ええ、たまには書くんですよ。ごくたまに、ですが笑)
また、物議については、日本でもNYのホイットニー美術館で開催された回顧展の図録が輸入禁制品となったり、日本国内で販売されていた写真集を持って海外に行った男性が、それを持って戻ってきたら成田空港の税関で「わいせつ物」としてボッシュートされたものの、最高裁で勝訴したという、いわゆる「メープルソープ事件」がありました。この事件は1999年に起こりましたが、裁判は2002年から始まり、最高裁の判決が出たのはなんと2008年で、そんなに前のことでもありません。
そんなこともありつつ、メープルソープ自身は1989年にエイズで若干42歳の若さで亡くなっています。しかし、彼の作品は忘れられるどころか、その評価が年々高まっています。今年開催されているグッゲンハイム美術館での回顧展の会期はほぼ1年という超ロングな展覧会ですし、そこまで大規模なものではないようですが、スコットランドやイタリアでも現在展覧会が開催されています。また今年の3月には、メープルソープの伝記映画『MAPPLETHORPE』がアメリカ限定で公開されました。しかも主演は第二のベネディクト・カンバーバッチとも言われるイギリス人俳優のマット・スミス! イギリスで知らない人はいないご長寿SFドラマ番組「Doctor Who(ドクター・フー)」の11代目ドクターです!(ちなみに今はNetflixの「The Crown」というドラマでエリザベス二世女王の旦那様、フィリップ殿下を熱演中!) そんな訳で、伝記映画が出来ちゃうぐらい、現在も人気の高いメイプルソープなんですね。伝記映画、日本でもぜひぜひ公開して欲し〜!
え〜と言うことで、以上、ここまではロバート・メイプルソープについて、普通のアート系サイトとはちょっと違う切り口で?ご紹介してみました。そしてここからが本題の、ラムフロム・オンラインストアで販売中のロバート・メイプルソープのグッズ紹介ですよ♪
ロバート・メイプルソープ エディションプレート シリーズ
ロバート・メイプルソープ エディションプレート [Tulip]

ラムフロム・オンラインストアでは現在、メイプルソープの作品シリーズ『FLOWER』をモチーフにしたエディションプレートを販売しております。(パヒュームキャンドルも販売しているのですが、そちらはまた次回に。)
1枚目の写真↑のプレートは「Tulip」の作品をプリントしたエディションプレートです。モノクロなので、チューリップがまるで暗闇の中で光っているように見えてとても美しいです。勿論、プレート自体も高品質で美しく、フランスはリモージュ製の陶器でございます。絵皿コレクターの皆様にもぜひチェックして頂きたいインテリアアイテムでございます。

こちらはプリントの部分アップ写真です。チューリップに触れているのは”枝”なのか”棘”なのか? この触れ方が、ちょっと気になります。
ロバート・メイプルソープ エディションプレート [Calla Lily]

二枚目のプレートは「Calla Lily」です。暗闇の中の凛とした彫刻的な白い花の姿に釘付けです。個人的にはこのプレートが一番のお気に入りでございます♪

部分アップ写真です。技術的なことはあまり分からないのですが、こういう陰影まで美しくセクシーに見せることが出来るのが、やっぱりプロなのだと思います。
ロバート・メイプルソープ エディションプレート [Orchid]

三枚目のプレートは「Orchid」です。これぞメイプルソープの作品!と言いますか、三枚のプレートの花の中で、一番セクシーさを醸し出しているのがこの「Orchid」です。

部分アップ写真はもっとセクシ〜☆
ロバート・メイプルソープ エディションプレート [Wrestler]

最後はこちらの「Wrestler」です。この1枚だけ『FLOWER』シリーズの作品をモチーフとしていないのですが、こちらも同時に発売されたエディションプレートでございます。

セクシーな、肩甲骨?のアップ写真です(笑)
ちなみにプレートのサイズは全て直径21cmです。プレートは一枚で飾っても勿論素敵ですが、サイズがどれも同じなので、複数並べて飾っても素敵だと思います☆ 日本ではあまり見かけないですが、欧米ではこう言った絵皿をチェストの上に飾ったり、壁に掛けたりして飾っているお家が結構ありますよね。お皿がアートなインテリアアイテムとして市民権を得ている理由はちょっと分からないのですが、さりげなく飾ってあるそのセンスに憧れます。皆さんもぜひ、この秋アートな絵皿を秋のインテリアアイテムとして飾って見ませんか♪
最後にもう一つ。メープルソープは亡くなる前の1988年5月27日に「ロバート・メープルソープ財団(Robert Mapplethorpe Foundation)」を設立しています。公式サイト(http://www.mapplethorpe.org)によれば、その財団は、”写真に対して絵画や彫刻と同じ敬意を持ち、芸術形態としての認識をさらに高めることを目的とし、またその収益でAIDSやHIV医学研究を支援する財団である”とのことでした。興味がありましたら、ぜひ財団公式サイトをチェックして見て下さい☆
え〜ということで、以上、「ロバート・メイプルソープ エディションプレート」シリーズのご紹介でした☆ ぜひラムフロム・オンラインストアでチェックして見てください♪

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