音楽ユニット M.A.G.Oとしても活躍するなどアーティストとしての活動も幅広く、ソニックユース、ザ・レインコーツのオープニングアクトを務め、2006年に開催された奈良美智の展覧会『Yoshitomo Nara +graf A to Z』では、イースタンユースと供にライブに出演するなど、多方面で活躍しています。
↑40ページ(左)と45ページ(右)目です。草間彌生がアートワークを手がけたこの「Alice's Adventures in Wonderland」の注目すべきところは、挿絵として使われている草間作品を沢山堪能出来るところというのはその通りなのですが、写真のように、物語の場面にあわせて文章をユニークなデザインで読ませる工夫が至るところにしてあるという、そんな、優れたグラフィックデザイン本としても楽しめるのも注目すべきところのひとつです。文字と水玉の配置のバランスにも唸ったり。。
この本にはこのように、過去の草間彌生作品が挿絵として随所にちりばめられているのですが、ちょっと情報が少なくて定かではないのですが、恐らくということで申しますと、この「Alice's Adventures in Wonderland」の為に草間さんが描き下ろした作品というのは、残念ながらないと思われます。ですが、そのことで逆に、これほどアリスの物語に馴染む作品を過去に草間さんが描いていたという事実に私個人はとても驚きを感じましたし、何よりも、そのことに気づいて?この草間アリス本を作ろうと考えたPenguinbooksの中の人を、私は本当に尊敬します(同じく中の中の人の私とは大違い〜あはは〜)。
ちなみに、この「Alice's Adventures in Wonderland」を見て、「あれ?ハンプティダンプティ出てこなくない?」と、私と同じく思った方、それはこの「Alice's Adventures in Wonderland」の続編である「Through the Looking-Glass, and What Alice Found There(鏡の国のアリス)」と混同しております(笑) 草間さんの鏡の国のアリスも是非見てみたいなあ〜☆
最後にこちらをご覧下さい。Penguin Classicsにより製作された、「Alice's Adventures in Wonderland」の紹介Youtube動画です☆
※以下から直接見られない方はこちらからご覧下さい♪ → http://youtu.be/GqbVPfzwQlo
ということで、以上、草間彌生の新商品「Alice's Adventures in Wonderland(英語版)」のご紹介でした。こちらの本は、まずはLAMMFROMM 渋谷ヒカリエ ShinQs店にて先行発売となっております。オンラインストアもカミングスーンですので、今少しお待ち下さい♪