【青森アートの旅日記(その2)】青森県立美術館で奈良美智展を見た後は青森駅周辺観光へ!そして2日目の午前中は雪の三内丸山遺跡へ!

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡

「青森アートの旅日記(その2)」をお送りします☆奈良美智展を満喫した後は、青森駅前観光して、青森の郷土料理を食べ、青森の温泉にも入りました!

皆様おはこんばにちわ。青森旅行初日に展覧会を楽しんだ後から翌日の午前中までの時間は、奈良さんがNHK青森のインタビューで言っていた、『青森は温泉もあるし食べ物も美味しいし・・省略・・鼻が凍るようななか、バスとかタクシーから降りて歩いてきて、このアプローチから展覧会を味わってほしい』という言葉通りにスケジュールを組んで行動しました。ということで、「青森アートの旅日記(その2)」は”観光編”ですよ♪

※記事を読む時間:「青森アートの旅日記(その2)」より更に長いかもです。

【1】青森駅周辺観光は、コンパクトに回れて楽しめます♪

青森駅周辺に貼られている奈良美智展のポスター
バスを降りた直後に展覧会ポスター発見!

青森県立美術館から青森駅に市営バスで移動した後は、一旦ホテルにチェックインして荷物を置いた後、下の名前の場所に→の順番で行って見ました。

青森県観光物産館 アスパム展望台 → シードル工房 A-FACTORY → 駅前商店街通りの青森郷土料理の居酒屋 → 青森まちなかおんせん

※アスパムからA-FACTORYへは、海沿いの道を通って徒歩十分弱位ですが、あまりひとけがなかったので、天候や時間によっては、商店街通りから行った方が良いかもしれません。また、観光施設の営業終了時間にご注意ください。

  • 青森県観光物産館 アスパム
  • 青森県観光物産館 アスパムの13階展望台より
  • アスパム展望台に貼られていた奈良美智展ポスター
  • アスパム展望台に貼られていた奈良美智展ポスター

まず最初に向かったのは、ちょっとレトロなイメージの館内で青森の名産品や食べ物が沢山売っている「青森県観光物産館 アスパム」の13階の展望台でした。

到着した時はまだ15時半ぐらいでしたが、雨だったこともあり、あたりは既に暗くなりかけていました。ですが、”せっかくここまで来たのだから、ちょっとでも津軽海峡冬景色見たいよね?”と思い、行くことにしました。

結果、まあ当然ですが、スライド写真のような風景しか見えませんでした(当然ながら八甲田山方面も)。しかも、ちょこっと見えたと思った海は、津軽海峡の始まりの部分ではなく陸奥湾(の中だけ)で・・というか、そもそも津軽海峡の手前には平舘海峡という海峡があることを展望台に登ってから知るとか勉強不足すぎでした。青森の皆さん、すみません…。(ちょっと言い訳すると、津軽海峡冬景色の歌詞を、”上野発の夜行列車→青森駅は雪の中→?何か抜けている?→津軽海峡冬景色”みたいにぼんやり中途半端に覚えていたのが原因デ..ス…。) 

とはいえ、ここまで遠い場所の東北の海を見たのは人生初だったので(北海道は未だ行ったことないので)、雨の景色でも、それはそれで嬉しかったです☆ 奈良さんの展覧会ポスターも発見できたし・・って、そうなんですよ! なんと最初見かけた商店街通りだけでなく、展望台にも『奈良美智: The Beginning Place ここから』のポスターが貼ってあったんです! さすが地元、奈良さん人気がすごいです。

【2】シードル工房と青森郷土料理とまちなか温泉

  • シードル工房 A-FACTORY
  • シードル飲み比べマシーン
  • シードルの飲み比べ

「青森県観光物産館 アスパム」の後は、アスパム前の広い道を青森駅の方に向かって歩いていくとすぐに見えて来た、遠目にもオシャレな外観の「A-FACTORY」というお店(施設?)に行って見ました。(到着したのは16時半ぐらいでした)

「A-FACTORY」では、主にりんごを使った食べ物や飲み物が沢山売っていて(りんご系以外にも色々あります)、レストランもあるのですが、私と友人がここに来た目的はただ一つ、”シードルの飲み比べ”でした。そして飲みました、ここで作られている全8種類のシードルを! これだけの種類のシードルを一度に飲める場所や機会はなかなかないので、8種類全部いっちゃいましたが、一杯の量は25mlなので、意外とすごい飲んだ感ありませんでした。(勿論、どれも美味しかったです♪) ただこの後、ライトアップが綺麗な建物の外観写真を撮り忘れたので、ほろ酔いっていたの間違いないです。(あくまでほろ酔い)

  • 青森郷土料理の居酒屋「三代目網元 魚鮮水産」
  • ほたて貝味噌焼き
  • 青森まちなか温泉
  • 『奈良美智: The Beginning Place ここから』ポスター
  • 青森まちなかおんせん入り口に貼ってあった謎のポスター

「A-FACTORY」を17時頃に出た後は、青森駅前の商店街通りに向かい(青森駅も商店街通りもA-FACTORYから直ぐです)、地元の人にも人気だと聞いた青森郷土料理のお店に行きました。ところがなんと、その日に限ってお店が臨時休業! しかも、青森駅前の商店街通りの飲食店は基本的に火曜定休のようで(宿泊先のホテルのレストランまで休みという…)、一瞬ちょっと途方に暮れかけたんですが、なんとか青森郷土料理の居酒屋さんを発見出来ました。そしてそこで、青森に行ったら一番食べて見たかった「ホタテ貝焼き味噌」も食べることができ、無事青森の美味しいものも満喫できました。(食べられて本当に良かった..)

その後、「A-FACTORY」で買ったお土産を置きに一旦ホテルに戻り、もう一度外に出て、この日最後の目的地である温泉に行きました。そうです、”温泉”です、青森の。

本当は有名な「浅虫温泉」とか行って見たかったのですが、何せ一泊二日の旅では時間的に厳しくてですね、しかしせっかく青森まで行くのだから、どこか行ける温泉はないかと色々探して見たところ、なんと青森駅から徒歩約5分の所に、「青森まちなかおんせん」という自家源泉掛け流しの天然温泉があったんです。施設は温泉というよりもレトロな銭湯という感じでしたが、露天風呂もあるお風呂場は結構広く、お湯もちゃんと硫黄の匂いがする良いお湯で、しかもすごく安かった!という、大満足の温泉でした☆

いうことで、「青森アートの旅」の一日目、『奈良美智: The Beginning Place ここから』展の後は、こんな感じで青森市観光を楽しみました。15時半頃からスタートして、最終的にホテルに戻ったのは9時頃だったのですが、居酒屋に二時間半、温泉に一時間ほどいたので、あまり疲れは感じず、最後まで楽しい時間を過ごせました♪

ただ一つ残念だったのは、奈良さんが、『鼻が凍るようななか、バスとかタクシーから降りて歩いてきて、このアプローチから展覧会を味わってほしい』と言っていた部分は、雨でそこまで寒くなかったので、展覧会に行く前に鼻が凍らなかったこと・・なんて、友人と冗談まじりに言っていたら、その翌日の朝、ホテルで目が覚めると、外はなんと雪で・・。

【3】二日目は雪の三内丸山遺跡からスタート!

青森アートの旅」の二日目のスケジュールは、午前中に「三内丸山遺跡」に行き、”無料ボランティアガイドツアー”に参加して、レストランでちょっと早めのランチをとって、その後青森県立美術館に行き、『奈良美智: The Beginning Place ここから』展をもう一度見る!というスケジュールでした。

雪の三内丸山遺跡(エントランス)
三内丸山遺跡の玄関口

ということで、青森駅前の商店街通りからバスに乗って「三内丸山遺跡」に来ました。雪はバスに乗る前から降っていたのですが、到着した時はそれほど強くは降っていませんでした。ところが・・。

  • 三内丸山遺跡 ボランティアガイドツアー
  • 雪の三内丸山遺跡
  • 雪の三内丸山遺跡
  • 雪の三内丸山遺跡

10時からの無料ボランティアガイドツアーに参加したのですが、スタート直後から(もしかすると直前から)、雪の量がどんどん増えて行き、風も強くなって行き(途中離脱者あり)、ツアーの最後の方は完全に吹雪でした。(鼻が凍るまではいきませんでしたが、友人の鼻は真っ赤になってました。多分自分もです)

  • 三内丸山遺跡 大型掘立柱建物
  • 三内丸山遺跡 無料ボランティアガイドツアーより
  • 三内丸山遺跡 復元施設内

横長写真と一緒にしたらちょっと見づらかったので、縦長写真は別スライドにしてみました。

  • 三内丸山遺跡 さんまるミュージアム
  • 三内丸山遺跡 縄文ポシェット
  • 三内丸山遺跡 発掘品の収蔵庫
  • 縄文ビッグウォールの前はフォトスポット
  • 三内丸山遺跡「れすとらん五千年の星」にて

ほぼ外回りだったツアーの終了後は、館内の展示を見学したのですが、思いの外時間が足りず、ざっと見ることしかできませんでした。小学生の頃は考古学者になりたかった自分としては、色々とじっくり見たかったのですが、帰りのバスの時間の関係で諦め、代わりに「勾玉手作りキット」と「手作り板状縄文クッキー」を買い、レストランでちょっと急いで縄文パフェを食べ(ランチは断念)、その後積もった雪の中をおぼつかない足取りで青森県立美術館へ向かいました。続く→

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