ルフランルフランのルフランとケナゲナのお人形

ラムフロム・トイズ(lammfromm  Toys)より、本日は荒井良二の絵本『ルフランルフラン』から生まれた、とってもメルヘンなルフランとケナゲナのお人形をご紹介します♪

子供のように描くことは最も難しいと言ったピカソを思い出す絵本。

ルフラン ルフランのルフランとケナゲナのお人形

絵本好きの人には「荒井良二」と聞いて知らない人はいないかと思われます。

処女作『MELODY』を1990年に出版後、第46回小学館児童出版文化賞(1997年)、ボローニャ国際児童図書展特別賞(1999年)、講談社出版文化賞絵本賞(1999年)と、立て続けに大きな賞を受賞し、2005年にはかのアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人として初めて受賞するという快挙を成し遂げた、ギターも弾けちゃう絵本作家の荒井良二は間違いなく日本を代表する絵本作家で、現在30冊近い絵本を世に送り出しています。

そんな荒井良二の絵本の中の1冊『ルフランルフラン』は、彼がアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した年に出版されているのですが、今でも人気の高い絵本のようです。

特に子供。あちらこちらの感想を読んでみると、例えば、大人であるお母さんたちは、絵は子供の落書きみたいでカラフルメルヘンで可愛いけれど、ストーリーがどことなく曖昧で掴みづらいという印象の方々が少なからずいるようですが(良く分ります)、でもそんなお母さんたちと比べて子供たちはというと、絵も文章もとっても気に入って読んでいるようです。

話しはちょっとそれますが、昔ピカソの展覧会に行った時に書かれていたピカソの言葉で、今でも覚えていることがあるんです。それは、「子供のように書くことが最も難しい」というような言葉です。『ルフランルフラン』の絵本を見ていると何故か何時もその言葉が浮かぶんですよね。

そして最近、Youtubeで荒井氏のライブペインティング映像を発見し、あまりの絵の迫力と画力に、「そうかなるほど」と実感しました。それと同時に『ルフランルフラン』は間違いなく名作だと実感もしました。大人にとっては曖昧で掴みづらいストーリーも、実際はとても高度な文章力によって書かれているからこそ、大人には疑問を抱かせ、かつ子供には納得出来るものに完成しているのだと。ピカソの作品のように、多くの大人が彼の作品を見て首をひねってるのと同じですね。

ひな祭りのギフトにお勧めのお人形さんです♪

ルフラン ルフランのルフランとケナゲナのお人形『ルフランルフラン』の絵本について長々語っていながら、実はラムフロムでは『ルフランルフラン』の絵本を売っておりません。その代わりラムフロム・トイズでは、『ルフランルフラン』の主人公のルフランちゃんとケナゲナ君のお人形を売っております。

お人形と言っても素材と触り心地はぬいぐるみみたいで(みたいというか、ぬいぐるみ?)、まさにメルヘンなストーリーから抜け出て来たような愛らしいカップルのお人形さんです。

特にルフランは、髪の毛の色が絵本のピンク色とちょっと違っていて、靴とポシェットをコーディネートさせたかったのかもしれないということで、オレンジ色になってます(絵本のページによっては、髪の色がピンク&オレンジだったり、オレンジだったりもしてますね)。

星模様が可愛らしい白いロングスカートと頭に乗せた王冠が、小さな女の子にはお姫様みたいに見えるみたいで、とても人気があります☆ 確かに、お姫様に見えますね♪

ルフラン ルフランのルフランとケナゲナのお人形そしてこちらはケナゲナ君。絵本では王様ですが、あえて王子様と呼びたい可愛らしさです。絵本では恥ずかしがりやさんのケナゲナですが、お人形になったケナゲナもそんな表情をしてます。

王冠と靴以外真っ白なのでとってもスレンダーに見えるし、清潔感もあります。これぞいかにも王子様じゃあないですか?

ルフランと並べて飾れば、本当にお似合いのカップルです。3月のひな祭りの時などにもおススメしたいですね。3段、5段のひな壇飾りも勿論良いですが、ルフランをお雛様に、ケナゲナをお内裏様に見立てて、パパとママオリジナルのミニひな壇をお子様に作ってあげたら、きっと喜ばれるかと♪

 

ということで、本日は荒井良二の絵本『ルフランルフラン』より生まれた、ルフランとケナゲナのお人形をご紹介しました♪ ルフランとケナゲナのお人形はラムフロム・トイズの以下のページよりお買い求め頂けます☆