ラムフロム銀座店店長「瀬戸内国際芸術祭2019(ひろがる秋)」に行く(その3)

最後はやっぱり南瓜ですよ♪ ラムフロム銀座店店長「瀬戸内国際芸術祭2019(ひろがる秋)」に行く(その3)です☆

3日目:高見島

2日目は一か八かのダッシュでフェリーに間合い、目的の2つ目の島だった男木島に行くことが出来た店長でしたが、なんと!3日目は予定していた豊島行きの希望のフェリーに乗れず…。店長曰く、『平日でも高速船は早く並ばないとダメかもしれません』とのことでした。

という訳で、目的地を高見島・粟島に変更しました店長。高見島と粟島では、共に最寄り駅から港までシャトルバスを利用して移動したそうです。また、小さな島なので、島民の方とコミュニケーションをより楽しめるのではないかとのことでした。知らない土地の皆さんとお話出来るのも、旅の醍醐味の一つですね。

まずは高見島で見られる作品です。日本人美術作家で、主に絵画と石を使ったインスタレーション作品を制作している、山田愛さんによる古民家の中に展示されたインスタレーション作品『内在するモノたちへ、』です。

ベネズエラ人美術作家のロサナ・リオス(Rosanna Rios)さんによる、島の空き家を使った作品『メメント・モリ』です。かつてそこにあった日常生活の記憶や人の痕跡を表現した作品ということなのですが、ちょっと、いや結構、怖…。

高見島最後の作品は、日本人作家の鎌田祥平さんと並木文音さんによる、島民と島に訪れる人をつなぐ作品『積みかさなる白と空白』です。これまで二人は、石膏を使った作品をそれぞれに制作していたそうですが、二人で制作したのは今回が初だそうです。設置場所は、まさに人々を繋ぐ場所である港の前に展示されています☆

3日目:粟島にて

ここからは栗島で見られる作品をご紹介します。

まずは、2015年に森美術館で開催された初個展『ディン・Q・レ展:明日への記憶』も素晴らしかった(見に行きました)、ベトナム人美術作家のディン・Q・レ(Dinh Q. Lê)さんによる3作品の中の一つ『この家の貴女へ贈る花束』です。この作品は、ベトナムの紡績工場で廃棄された端切れを再利用して栗島の島民の皆さんと共同制作した巨大ラグだそうです。

もう一つご紹介します。”その1”のトピでご紹介しました”i3のラッピングカー”を制作した、主に抽象的かつ幾何学的な視点での絵画とインスタレーションで構成された作品を制作しているイタリア人美術作家、エステル・ストッカー(Esther Stocker)さんによる、旧粟島幼稚園をペイントしたインスタレーション作品『思考の輪郭』です。新作ではなく、2016年の作品とのことですが、今でも展示されています。芸術祭の過去の作品が見られるのも嬉しいですね。

それにしても、こんな幼稚園で育った子がいたら、将来どんな大人になるんでしょうね?

4日目:直島

いよいよ最終日の4日目です。最終日の4日目はもちのろん、直島ですね♪ やはり、ラムフロム店長として、草間さんの南瓜を見ないことにはアートの旅は終わりません!

フェリーで到着したところで出迎えてくれる、草間彌生さんの赤い南瓜です♪ 中に入れるそうですよ☆

こちらはベネッセハウスミュージアムの側にある方の、草間さんの黄色い南瓜です☆ そういえば少し前に、台風に備えて避難させれる様子の動画がインスタでバズってましたね。

最後はこちら! アートグッズショップの店長としては、やはり気にならずにはいられない、直島限定のチケットホルダーとビスケットでございます。草間ファンならやっぱり欲しいアイテムですよね♪

この他にも店長は、直島では日本でも人気の高いアメリカ人美術作家、ジェームス・タレル(James Turrell)さんによる、直島の家屋や寺社などを改修した家プロジェクト『南寺』にも行ったそうなのですが、こちらは整理券が必要ということで、10時前に貰いに行ったものの、結局貰えたのは12時の整理券だったそうです。店長曰く、今回の旅行は平日にも関わらず訪れている人がとても多かったようです。それで、予定通りに行かないこともあったようですが、それも旅の醍醐味?で、とっても楽しいアートの旅だったことは間違いないようです。良かった良かった♪

え〜ということで、3回に分けてお送りしました、「ラムフロム銀座店店長 “瀬戸内国際芸術祭2019(ひろがる秋)”に行く」は、以上となります。最後までお付き合いありがとうございました☆ 芸術祭の雰囲気を少しでも感じて頂けたなら、嬉しいです♪

そして、「瀬戸内国際芸術祭2019」は、11月4日(月)で終わってしまいますが、作品の一部は引き続き見られると思いますので、会期外の「ぶらり瀬戸内アートの旅」も良いかと思います♪ よろしければ以下の芸術祭公式サイトを参考にして見てください。

過去のアーカイブも見られる「瀬戸内国際芸術祭 公式サイト」はこちらから! >>