ラムフロム銀座店店長「瀬戸内国際芸術祭2019(ひろがる秋)」に行く(その2)

ラムフロム HINKA RINKA 銀座店店長「瀬戸内国際芸術祭2019の旅」(その2)です☆2日目の続き、男木島の展示作品のご紹介です♪

2日目:男木島にて

大島を堪能した後、店長は男木島に移動します。島々を巡るアートの旅はとっても楽しそうですが、しかし、大島から高松港行き高速船(無料)で13時55分に到着した店長は、高松港を14時に出発する男木島行きフェリーに乗る為に、まずはフェリーからチケット売り場へとダッシュ、チケットをダッシュでゲットした後、今度はダッシュでフェリーに乗込むという、一か八かの”5分猛ダッシュ”を決行、なんとか成功させての移動だったそうです。さすがです店長。私だったら絶対間に合わなくて泣きながらフェリー見送っちゃってますよ。

ちなみに島と島の移動には、フェリーと高速船があるようなので、行かれる際は、要確認です。(フェリー限定の乗り放題チケットなどもあるようです)

そんな訳で、ダッシュで男木島に到着した店長が見た作品からのご紹介です。

冒頭の写真と↑写真は、ドイツ人美術作家で空間芸術の先駆者とも言われているグレゴール・シュナイダー(Gregor Schneider)さんによる作品『未知の作品2019』です。島の空き家の多い地域に展示されている廃墟から、その意味を探るという作品だそうです。日本人として、かなりリアリティを感じる作品です。

ちなみにグレゴリーさんは現在、やなぎみわさんと二人で行なっているアートプロジェクト『TRANS-神戸』(11月10日まで)や、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートにて個展『SUPPE AUSLÖFFELN けりを付ける(スープを飲み干す)』(11月9日まで)を開催中でございます。

こちらは日本人美術作家で、フロイトが提唱した概念”Trieb(欲動)”を主題とした作品を制作している、遠藤利克さんの作品『Trieb-家』です。朽ち果てた民家の天井から水を流し、残されたわずかな家の気配を作品化したものだそうです。

家の中に差し込んだ外の光がなんとも美しい写真で、私のお気に入りの一枚です☆

こちらはドイツ人美術作家の、現在ベルギーを拠点に制作活動を行なっている、サラ・ヴェストファル(Sarah Westphal)さんの、元郵便局を利用した、光と映像のインスタレーション作品『うちの海 うちの見』です。奥に写っているのはタコの触手で、動くんだそうです。かなりウネウネするんでしょうか…。

その3へ続く >>