現代美術作家 須藤由希子(すとうゆきこ/Yukiko Suto)のプロフィール&グッズ関連情報ページです。
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【須藤由希子について】
東京や横浜の住宅地の風景を細密な鉛筆画や油絵で表現する現代アーティスト、須藤由希子(すとうゆきこ)。日々、仕事や恋愛、家族や自身の野望など、個人的な思いをめぐらせながら暮らす人々が作り出した街の風景が、日々の雑物とはまるで関係のない超然とした姿を見せる瞬間があると言う須藤由希子の描く風景は、ありふれた街の風景でありながら、まるで物語の世界のように美しく幻想的であり、見るほどに奇妙な感覚に湧き起こします。
「西の魔女が死んだ」などの代表作で知られる児童文学作家・梨木香歩の小説「この庭に~黒いミンクの話」の挿絵で注目を集め、また、小林聡美主演の映画「プール」(2009年9月公開)では、作品「バーンロムサイのプール」がメインビジュアルとして起用され、近年ますます注目を集めています。
GALLERY at lammfromm(ギャラリー・アット・ラムフロム)では、2007年に須藤由希子原画展を開催しています。
【須藤由希子 グッズ・書籍】
ラムフロムでは現在、須藤由希子が描いた草花のドローイングをモチーフに製作されたオリジナルマグカップやトートバッグ、作品集を販売中です。
■主な経歴・受賞歴・展覧会歴
●経歴
- 1978年:神奈川県まれ
- 2005年:多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業
●受賞暦
- 2002年:装画を描くコンペティションVol.2祖父江慎賞受賞
- 2004年:第22回 ザ・チョイス大賞2004年度優秀賞受賞
- 2005年:トーキョ-ワンダーウォール公募トーキョーワンダーウォール賞受賞、GEISAI#8藤本やすし賞受賞
●個展
- 2008年:鉢植え展(TAKE NINAGAWA/東京)
- 2007年:この庭に 黒いミンクの話 原画展(GALLERY at lammfromm/東京)、project N(東京オペラシティ アートギャラリー 4Fコリドール/東京)
- 2006年:トーキョ-ワンダーウォール都庁2005(東京都庁第一本庁舎3F南側空中歩廊/東京)、Cafe d’Art(鹿児島)
- 2004年:takefloor(現TAKE NINAGAWA/東京)
●グループ展
- 2008年:VOCA展2008(上野の森美術館/東京)
- 2007年:東京画ーささやかなワタシのニチジョウのフーケイ(トーキョーワンダーサイト渋谷/東京)
- 2006年:百花撩乱(BOICE PLANNING/神奈川)
- 2005年:トーキョ-ワンダーウォール公募2005(東京都現代美術館/東京)
- 2003年:装画を描くコンペティションVol.2受賞者展(ギャラリーハウスMAYA/東京)