【美術家】三宅信太郎 プロフィール/グッズ関連情報

三宅信太郎 SWEET Tシャツ

現代美術作家 三宅信太郎(みやけしんたろう/Shintaro Miyake)のプロフィール&グッズ関連情報ページです。

【三宅信太郎について】

厚紙や木に女の子等のドローイングを描いて型取りした「切り抜き」というスタイルの作品や、自身が製作した様々な着ぐるみを着て行うライブドローイングなどのパフォーマンスといった様々な表現形式で一つの世界を構成する現代アーティストの三宅信太郎(みやけしんたろう)は、村上隆、奈良美智を輩出した小山登美雄ギャラリーで最も力を入れているアーティストの一人です。

現在東京を拠点に作家活動を行っている三宅信太郎は、「女の子が描いてるみたいなかわいいのを描きたくて」と作家本人が語る通り、横長の顔をしたコミック風の女の子や、映画「スターウォーズ」のキャラクター等をモチーフにした作品の他、自作の着ぐるみを着てのライブパホーマンスなど、真の「KAWAII」を常に追求し続けています。また最近では、3Dの立体映像作品や大規模な体験型の「ドリーム・テンプル」なども手がけ話題となっています。

【作品について】

三宅信太郎の初期の代表的なモチーフ『スイートさん(2000年~)』は、横長の頭に小さな目鼻に、短い胴体から伸びたひょろ伸びた長い手足が特徴的な女の子です。ひょろひょろの体を微妙にくねらせている姿が何とも可愛らしいスイートさんは、これまで様々なバリエーションで描かれており、元気な女の子風のスイートさん、ちょっぴり妖艶なスイートさん、ぽっちゃり体型のスイートさん等、その数は数百点にも及びます。

また、小山登美夫ギャラリーで開催された個展『エジプト -文明への道-』で展示された、古代エジプトの神々をモチーフにした高さ4mの彫刻作品『Path to Egypt(2008年)』は、2009年のアートフェア『101TOKYO』でも展示され注目を集めました。

三宅信太郎作品はどれも、作品に溢れる可愛らしさが魅力的ですが、行き当たりばったりでも面白いと思う可能性があることはなるべくやるというスタンスや、流れに身を任せればいいとコメントする作家本人の人間性も興味深いところです。

なお最近の展覧会情報として、京都の小山登美夫ギャラリーにて開催の三宅信太郎個展『IT AIN’T NOTHING BUT THE LIFE(2011年6月25日~7月30日)』があります。

【三宅信太郎 グッズ】

ラムフロム・ザ・コンセプトストア(lammfromm The Concept Store)では現在、三宅信太郎とイタリアの老舗ブランド「BALLANTYNE CASHMERE社」のコラボレーションから生まれた「SWEET 長袖Tシャツ」シリーズを好評販売中です。しかもこの長袖Tシャツは、なんと背中に三宅信太郎サイン&ドローイングが入っている超レアアイテムとなっております。

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■主な経歴・受賞歴・展覧会歴

●経歴

  • 1970年:東京生まれ
  • 11996年:多摩美術大学美術学部絵画科版画専攻卒業

●受賞暦

  • 2001年:第8回日本現代藝術奨励賞受賞

●個展

  • 2011年:IT AIN’T NOTHING BUT THE LIFE(小山登美夫ギャラリー/京都)
  • 2009年:There are TWO TRUTHS!(c/o — Gerhardsen Gerner/ベルリン)
  • 2008年:エジプト-文明への道-(小山登美夫ギャラリー/東京)
  • 2007年:Maybe it’s a bright side of life(高橋コレクション/東京)、Innocy’s House(Museum Gugging, Art/Brut Center Gugging/ウィーン)、HATCH?BORI(Galerie Krinzinger/ウィーン)
  • 2006年:NI-MARU-MARU-ROKU, IN DOITSU(c/o Alte Gerhardsen/ベルリン)、Beaver no Seikatsu(Sandra and David Bakalar Gallery/ボストン)
  • 2004年:Minotauro contro Mostro Marino(Galleria Suzy Shammah/ミラノ)、INOCCY’S HOUSE(KRINZINGER PROJEKTE/ウィーン)、第4惑星アワー(c/o Atle Gerhardsen/ベルリン)、BATTLE OF MINOTAURO(TKGY at lammfromm/東京)
  • 2003年:SWEET SUMMER(小山登美夫ギャラリー/東京)
  • 2002年:シュラスコーの壁画(Gallery 覚/東京)
  • 2001年:JAPAN GARDEN FUJI GIRL ~FUJI-SIDE~(世田ヶ谷ギャラリー/東京)、JAPAN GARDEN FUJI GIRL ~GIRL-SIDE~(Za GALLERY有明/東京)
  • 2000年:スイートさん(世田ヶ谷ギャラリー/東京)
  • 1999年:フォレバ ママさん(巷房/東京)
  • 1998年:(巷房/東京)

●グループ展

  • 2010年:ひとひと(バンビナート・ギャラリー/東京)
  • 2009年:モレスキン 世界巡回展 Detour(MoMA Design Store/東京)、NO MANS LAND 創造と破壊@フランス大使館 最初で最後の一般公開(フランス大使館旧館/東京)
  • 2008年-2010年まで巡回:JEKYLL ISLAND(Honor Fraser/ロサンジェルス)、ネオテニー・ジャパン-高橋コレクション(霧島アートの森/鹿児島、札幌芸術の森/北海道)、上野の森美術館/東京、新潟県立近代美術館/新潟)
  • 2007年:DETOUR. The Moleskine City Notebook Experience(Art Directors’ Club/ニューヨーク)
  • 2006年:Berlin-Tokyo/Tokyo-Berlin(Neue Nationalgalerie/ベルリン)、直島スタンダード(旧床屋/直島、香川)
  • 2005年:Mixed-Up Childhood(Auckland Art Gallery/オークランド)、JaPan PoP(Art Museum Tennis Palace, Helsinki City Art Museum/ヘルシンキ)
  • 2004年:Officina Asia(ボローニャ近代美術館/ボローニャ)、Fiction.Love – Ultra New Vision in Contemporary Art(台北當代藝術館/台湾)
  • 2003年:ミスター VS. 三宅信太郎展 ムニャ・プリ決戦まじ巌流島(NADiff/東京)、希望/HOPE-未来は僕等の手の中(ラフォーレミュージアム原宿/東京)、オープニング・エキシビション(小山登美夫ギャラリー新川/東京)
  • 2002年:The Japanese Experience – Inevitable(Ursula Blickle Stiftung/クライヒタール、ドイツ)、エモーショナル・サイト(佐賀町食糧ビルディング/東京)
  • 2001年:デザイン・フェスタ(東京ビックサイト/東京)
  • 1993年:URBANART #2(パルコギャラリー渋谷/東京)