【写真家】鷹野隆大 プロフィール/グッズ関連情報

鷹野隆大『毎日写真』@GALLERY at lammfromm

写真家 鷹野隆大(たかのりゅうだい/Ryudai Takano)のプロフィール&グッズ関連情報ページです。

【鷹野隆大について】

写真集『IN MY ROOM』で、2006年第31回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家の鷹野隆大(たかのりゅだい)は、ありのままの身体をさらして、ポーズをとる男性ヌードの写真作品シリーズ『ヨコたわるラフ』や、むき出しの身体のパーツをテレビモニターに次々と映し出す映像作品シリーズ『電動ぱらぱら』など、主に男性のヌード写真を通して、ジェンダーやセクシュアリティを問い、他者との関係性を問い直すような作品を発表し、注目を集めてきました。1988年から毎日欠かさず撮り続けている『毎日写真』は、「日常何も考えずに撮る」ことを第一に、9年間一日も欠かさずシャッターを切リ続けている異色の作品です。2007年4月からは、インターネットギャラリーの@ギャラリータグボートにて「月間たかのカメラ」と題し、毎月エッセイとともに新作を発表し続けています。

【作品について】

鷹野隆大個展『毎日写真』@GALLERY at Lammfromm

GALLERY at lammfromm ではこれまで、鷹野隆大個展を2度開催しています。2007年10月に開催された個展『毎日写真』では、鷹野氏がそれまで発表してきた、むき出しの身体を写したシリーズとは趣を異にし、作家の日常への視線や制作の姿勢を見て頂くことを目的とした、1988年から毎日欠かさず撮り続けている写真作品を多数展示しました。またこの展覧会の期間中に行われた、鷹野隆大と現代アーティストの会田誠が、作品を中心に意見を交換するトークイベント「総理に聞く・・・(仮)」も当時話題となりました。

2009年に開催された鷹野隆大の個展『男の乗り方』では、2005年に制作をスタートし、2007年にツァイト・フォト・サロンで発表した「男の乗り方」シリーズ及びシリーズの新作が展示されました。『うつ伏せの下半身、めくれたGパンからお尻が少し見えている』や『仰向けの状態で、足を絡ませている』など、「脱皮した肌のまぶしさ、彼らの息づかい、かすかに立ち上る匂い。そんなものを堪能してほしい」と作家自ら語るように、カメラのストロボを浴びながら、緊張したモデルの身体がだんだんと熱を帯びてくるその過程が、生々しく、色気たっぷりに伝わって来る作品は、男女限らず、展覧会の訪れた多くの人たちを魅了しました。また、展覧会期間中に行われたトークイベント、鷹野隆大×長島有里枝「スナップ、ヌード、男と女」も大好評でした。

【ラムフロムオリジナル 鷹野隆大 グッズ】

ラムフロム・ザ・コンセプトストアでは現在、鷹野隆大の映像作品シリーズ『電動ぱらぱら』に発想を得て、アーティストユニット「ザ・ビークル」とコラボレートしたクッションシリーズ「ぱらぱらクッション」を好評販売中です。しっとりとしたセクシャルな魅力とクールさをあわせもったこのインテリアグッズは、部屋というプライベートな空間で、鷹野作品をより身近に感じることが出来る、自分と鷹野作品の間に横たわる濃密な感覚をより高く、そして思う存分味わえる貴重なアイテムです。

【鷹野隆大 書籍】

また、映像作品シリーズ『電動ぱらぱら』を納めた作品集や、『男の乗り方』シリーズを納めた作品集「How to contact a man 男の乗り方(直筆サインとエディションナンバー入りの限定1,000部)」も販売中です。

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■主な経歴・受賞歴・展覧会歴

●経歴

  • 1963年:福井県生まれ
  • 1987年:早稲田大学政治経済学部卒業

●主な受賞暦

  • 2006年:第31回木村伊兵衛写真賞受賞

●主な展覧会

  • 2009年:男の乗り方(GALLERY at lammfromm/東京)
  • 2009年:おれと(ナディッフ/東京)
  • 2008年:ぱらぱら(ツァイト・フォト・サロン/東京)
  • 2007年:毎日写真(GALLERY at lammfromm/東京)
  • 2006年:In My Room(ナディッフ/東京)、男の乗り方(ツァイト・フォト・サロン/東京)
  • 2005年:Common Sense(ツァイト・フォト・サロン/東京)
  • 2000年:ヨコたわるラフ(ツァイト・フォト・サロン/東京)

●主なグループ展

  • 2009年:高松次郎|鷹野隆大「“写真の写真”と写真(太宰府天満宮宝物殿/福岡)、中国現代美術との出会い―日中当代芸術にみる21世紀的未来(栃木県立美術館/栃木)
  • 2008年:液晶絵画 スティル|モーション(東京都写真美術館/東京、他)、「PARIS PHOTO 2008(カルーセル・ドゥ・ルーブル/パリ)
  • 2004年:日常の変貌(群馬県立近代美術館
  • 2000年:VOCA展2000(上野の森美術館、「手探りのキッス 日本の現代写真(東京都写真美術館など