【美術家】渡辺真子 プロフィール/作品関連情報

現代美術家 渡辺真子(わたなべまこ/Mako Watanabe)のプロフィール&作品関連情報ページです。

【渡辺真子について】

キラキラで愛らしい女の子パワーあふれる現代アーティスト、渡辺真子の作品は、どこまでも甘いおとぎ話のようなふわふわのイメージかと思えば、突如現れる大人の欧米人モデルに意表をつかれながらも、“カワイイ”や“母性”とともに「女の子」があわせ持つ攻撃的で強くセクシーなイメージに自分自身を投影、再構成させたものとなっています。

祖父と父に著名な音楽家をもつ渡辺は、理解ある家庭で育ち守られた個性を、今度は自らの手で強固に構築し守り続けていくのでしょう。それは決して自らのためだけではなく、家族のために、愛する人たちのために。実際、渡辺作品は女性だけでなく、小さいお子様のいるお父様が購入する姿をよく見かけます。まこぷり作品に込められた愛のメッセージを、またそれは強さであることを、感じているのかもしれません。

渡辺真子個展「MIRACLE☆GIRL」@GALLERY at Lammfromm

2008年12月、GALLERY at lammfrommで初の個展「MIRACLE☆GIRL」を開催。版画作品に加え、新作ペインティング、そして会田誠とのコラボレーション作品「キラキラ」を展示し、話題を呼びました。『美術手帖』2009年2月号では、連載・会田誠の<おんなのこしゃしん>に堂々登場。また、第33回全国大学版画展で収蔵賞受賞し、今後の活躍にますます期待が高まります。

■主な経歴・受賞歴・展覧会歴

●経歴

  • 1984年、東京生まれ(祖父:渡辺宙明、父:渡辺俊幸)
  • 2008年、東京藝術大学 美術学部 油画専攻卒業
  • 2008年現在、東京藝術大学大学院 美術研究科 版画専攻1年在籍

●受賞暦

  • 「セプティー二展」エディション賞受賞
  • 第33回全国大学版画展で収蔵賞受賞

●個展

  • 2008「MIRACLE☆GIRL」GALLERY at lammfromm(東京)

●グループ展

  • 2008「東京藝術大学 卒業・修了制作展」東京都美術館、「GIRLISH BLENDS」gallery ni modo(東京)、「CAAF2008/24+6(卒業選抜展)」クレアーレ青山アートフォーラム(東京)
  • 2007「おにゃん娘。展」東京藝術大学 学生会館、「ときめき☆鑓水ランデヴー」鑓水青年美術館
  • 2006「進級展」東京藝術大学 絵画棟、「セプティー二展」エディション賞受賞、「東京藝術大学 芸祭作品展示 2006」Break station Gallery、「上野松坂屋アートフェスティバル ファッションフロア新装記念企画展芸大生展」上野松坂屋本館、「3年生展」東京藝術大学 版画廊
  • 2005「東京藝術大学+バウハウス大学国際交流プログラム「Rosa!」~あらわになる色」東京藝術大学 陳列館、「サスティナブル・アートプロジェクト2005 言の伝え」、「伝説ロード」自転車ツアーの、駅長さん役をつとめる。
  • 2004「アート・パス」東京藝術大学 取手校地